更年期障害で職場に迷惑をかけていると思った日に、上司へ伝えた言葉の記録

メガネをかけた女性がデスクでミニ扇風機を当てる・暑さ・ほてり

会議室を出たあと、廊下でひとりになって、また迷惑をかけたなと思った日があるの。

その日は朝から頭がぼんやりしていて、頼まれていた資料の数字をひとつ間違えていた。

誰にも責められていないのに、勝手に申し訳なくなる。

わたしは更年期の波が重かった時期に2度休職して、いまは復職して働けているけど、あの申し訳なさの感覚だけは、いまでもすぐ思い出せる。

「気にしすぎだよ」と言われても、たぶんそれでは軽くならないんだよね。

今日は、そう感じていた頃のわたしが上司にどう伝えたのか、実際の言い方を書いておくね。

休むかどうかとか、どこに相談すべきかという話じゃなくて、言葉の選び方の記録として読んでみてね。

目次

「迷惑をかけている」と思ってしまう気持ちのこと

デスクの上のノートとコーヒー 職場での働き方を考える

誰にも言われていないのに、自分で言っている

あの頃のわたしが苦しかったのは、誰かに責められたからじゃなかった。

自分で自分に言っていたの。

また休んだ、また抜けた、また遅くなった、と数えていた。

数えていたのは、まわりじゃなくてわたしだけだった

数えている自分に気づいたときは、けっこうびっくりしたよ。

その気持ちは、消そうとしても消えなかった

気にしないようにしよう、と何度も思ったの。

でも消えなかった。

だからわたしは、消すのをあきらめて、代わりに「相手に伝える」ほうへ切り替えたんだよね。

自分の中でぐるぐるさせている限り、状況は何も変わらないとわかったから。

その気持ちを持っていること自体は、悪いことじゃないと思ってる。

まじめに仕事をしてきた人ほど、そう感じてしまうんじゃないかな。

それに、その気持ちがあるからこそ、資料を二度見たり、引き継ぎを丁寧に書いたりしていたところもあると思うの。

だからわたしは、その気持ちを消そうとするのをやめたの。

気持ちの置き場所を変えるだけで、ずいぶん扱いやすくなったよ。

上司に伝えると決めるまでに、二週間かかった

言えなかった理由は、たぶん怖かったから

伝えると決めるまでに、わたしは二週間かかっているの。

言ったら評価が下がるかもしれない、扱いが変わるかもしれない、そう思うと口が動かなかった。

でも、黙ったまま抜けたり遅れたりを繰り返すほうが、結局まわりを困らせていた。

理由がわからない不調のほうが、まわりは対応しにくい

そう考えたら、少しだけ言葉が出るようになったの。

相手と場面は、自分で選んでいい

わたしが選んだのは、直属の上司ひとりだけ。

チーム全員の前で言う必要はまったくなかったし、そこは自分で決めていいところだった。

場面は、週に1回の面談の最後の5分。

わざわざ時間を取ってもらうと、こちらも相手も身構えてしまうから、もともとある枠の終わりに少しだけ足す形にしたの。

金曜の夕方は選ばなかった。

疲れているときに重い話をされると、お互いにうまく受け取れないと思ったから。

わたしが実際に使った言葉

窓辺でマグカップを持ち考えごとをする女性

最初に言ったのは、謝罪じゃなくて事実だった

最初に「すみません」と言いそうになったけど、そこはこらえたの。

謝罪から入ると、話が「反省」の方向に流れてしまう気がしたから。

実際に言ったのは、こんな感じ。

「体調に波があって、午前中に集中しづらい日が月に何日かあります。
ご迷惑をかけていると感じていて、先にお伝えしておきたくて」

事実を先に、気持ちを後に。
この順番だけは決めていた

言ったあと、上司は「そうだったんですね」とだけ返してくれたよ。

伝えたのは、この3つだけ

話したのは3つだけにしたの。
長くなるほど、こちらもうまく言えなくなるから。

ひとつ目は、いつ調子が落ちやすいか。
わたしの場合は午前中と、暑い日の午後だった。

ふたつ目は、そのときに何が起きるか。
集中が続かない、汗が出て席を外すことがある、という具体的なところ。

みっつ目は、どうしてほしいか。
締め切りが動かせる仕事は午後に回してほしい、という一点だけをお願いした。

「配慮してください」だと相手も何をすればいいかわからないから、動かせるお願いをひとつだけにしたよ。

言わなかったことも、決めておいた

逆に、言わないと決めていたこともあるの。

診断名や治療の細かい話はしなかった。

聞かれたら答えるつもりではいたけど、こちらから並べる必要はないと思ったから。

それと、「またご迷惑をおかけするかもしれませんが」という言い方も使わなかった。

先に謝っておくと、自分でその立場を固定してしまう気がしたんだよね。

伝えたあとに変わったこと、変わらなかったこと

白い背景に淡いピンクの花とハーブティーが並んだ穏やかな静物

変わったのは、こちらの構え方だった

伝えたからといって、仕事量が急に減ったわけじゃなかった。

変わったのは、わたしの構え方のほう。

隠していない、という状態が想像よりずっとラクだった

席を外すときに、言い訳を考えなくてよくなったのが、いちばん大きかったよ。

それまでは、席を立つたびに「お茶を淹れてきます」みたいな理由をひとつ用意していたの。

月に何回それをやっていたか数えたら、たぶん10回では済まなかったと思う。

その分の頭の使い方が、まるごと空いた感じだった。

上司からも、締め切りが動かせる仕事は午後に置いてもらえるようになったよ。

伝わらないこともあった、それも書いておくね

きれいな話だけにするつもりはないから、うまくいかなかったことも書いておくね。

以前の職場では、伝えても話が流れてしまったことがあった。

そのときは無理に理解してもらおうとせず、記録だけ残して、それ以上は踏み込まなかったの。

相手を変えるのは、わたしの仕事じゃないと思ったから。

職場の関係そのものがしんどいときのことは こちらの記事 に書いてあるから、そっちも見てみてね。

わたしは2度休職しているけれど、それが誰かの正解だとは思っていないよ。

よくある質問

Q. 上司に伝えるとき、最初の一言は何がいい?

わたしは謝罪じゃなくて事実から入ったよ。

「体調に波があって、午前中に集中しづらい日が月に何日かあります」という言い方をした。

謝罪から入ると反省の話になってしまう気がしたから、事実を先、気持ちを後にしたの。

Q. どこまで話せばいいの?

わたしが話したのは、いつ落ちやすいか・そのとき何が起きるか・どうしてほしいか、の3つだけ。

診断名や治療の話はこちらからは出さなかったよ。

何をどこまで話すかは自分で選んでいいところだと思う。

Q. 全員に言ったほうがいい?

わたしは直属の上司ひとりだけにした。

チーム全体に共有するかどうかは、上司に任せたの。

自分の口から何度も説明するのは、想像よりずっと消耗するから。

Q. どんな場面で話すのがよかった?

週に1回ある面談の、最後の5分に足す形がわたしにはよかったよ。

わざわざ時間をもらうと、お互い身構えてしまうから。

金曜の夕方は避けた。
疲れているときだと、受け取るほうも大変だと思ったの。

Q. 伝えても分かってもらえなかったときは?

わたしも、話が流れてしまった経験があるよ。

そのときは無理に理解してもらおうとせず、やり取りの記録だけ残した。

相手を変えることまで背負わなくていいと、いまは思ってる。

まとめ:迷惑をかけていると思う日の、その先へ

迷惑をかけていると感じてしまう気持ちは、たぶん消えないの。

わたしは消すのをやめて、伝えるほうに切り替えたら、少しだけ息がしやすくなった。

事実を先に言う、話すのは3つだけ、相手と場面は自分で選ぶ。

わたしが決めていたのは、この3つだけ

うまく伝わらない日もあるけど、それは伝えたことが間違いだったという意味じゃないよ。

まず、いちばん近くのひとりに、ひとつだけ言ってみてね。

Marikoのプロフィール写真
この記事を書いた人

Mariko

更年期6年目。
ひどい波のときに2度休職して、いまは復職中のアラフィフ。
寝汗で夜中に着替える夏を、何度も越えてきました。
試して効いたこと・効かなかったことを、ありのまま書いています。

メガネをかけた女性がデスクでミニ扇風機を当てる・暑さ・ほてり

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

目次