何年ぶりかで昔の同僚から連絡が来て、返事を書くのに30分かかった日があるの。
用事は同窓会の相談で、それだけ。
なのに、書いては消して、書いては消していた。
若いころなら何も考えずに返していたはずだった。
体の波が大きかった時期は、人とのやり取り自体がしんどくて連絡を減らしていた。
いまは落ち着いてきて人にも会えるようになったけれど、そのぶん距離の取り方に迷うようになった。
今日は、50代になってからの異性の友人との距離について、わたしが決めていることを書いておくね。
50代になって、男性の友人との距離が少し変わった

返事を書くのに、時間がかかるようになった
変わったのは相手ではなくて、こちらの構え方だった。
同じ文面でも、若いころのように軽く返せなくなったの。
気を使うというより、どう受け取られるかを先に考えてしまう。
そう思う自分が少し面倒だと感じた日もあった。
でも何度か繰り返すうちに、これは慎重になったということで、悪いことではないと思うようになったよ。
若いころは、返事の速さが誠実さだと思っていた気がする。
いまは、少し置いてから返すほうがお互いに楽なこともあると思っているの。
前と同じ調子で話せない、と感じた日
実際に会って話したときも、少し勝手が違った。
共通の話題が、昔の仕事の話に寄っていくの。
いまの生活の話になると、お互いに踏み込みすぎないように言葉を選ぶ。
話題が変わっただけで、合わなくなったわけではなかった。
それでも会って話せば楽しいのだから、話題が変わっただけの話なのだと思う。
昔の話ばかりになるのが少し寂しい日もあったけれど、それも自然なことだと思うようにしたの。
気を使うようになったぶん、会う回数は減ったよ。
二人で会うか、何人かで会うか

わたしは、人数を増やすほうを選ぶようになった
迷ったときは、人数を増やすことにしているの。
二人だと会話が深くなりすぎるし、まわりからの見え方も気になる。
3人以上いれば、話が偏らないし、帰るタイミングも作りやすい。
実際、同窓会の相談も結局は4人で集まる形になった。
人数を1人増やすだけで、気にすることがぐっと減った。
気まずくならない形を先に作っておくほうが、関係が長く続くと思っているよ。
昼にお茶、と時間で決めるやり方
もう1つ決めているのが、時間帯だった。
会うなら昼、と決めているの。
夜のお酒の席になると、話が長くなるし、帰る時間も読めない。
昼のお茶なら2時間で終わるし、次の予定も入れやすい。
これは相手を疑っているわけではなくて、自分が気を使いすぎて疲れないためのやり方だよ。
場所も、駅から近くて人の多いところにしている。
帰りやすい場所にしておくと、体が重い日でも約束を断らずに済むから。
急に体調が変わっても、すぐ帰れると思えると気持ちが違う。
場所を決めておくのは、相手のためというより自分のためだったよ。
家族にどう話すか、で決めていること
隠すことが増えたら、そこでやめる
わたしの中の線引きは、ここだけなの。
家族に言えないやり取りが増えてきたら、その関係は続けない。
誰と会うか、いつ会うかを普通に言えるかどうか。
言いにくいと感じた時点で、自分の中で何かがずれているのだと思っている。
この1つだけ決めておくと、他のことは細かく考えなくて済むよ。
相手が良い人かどうかで判断しようとすると、いつまでも決まらなかった。
自分の側の基準にしたら、迷う時間がなくなったの。
決めたのはこの1つだけで、あとは相手ごとに考えるようにしているよ。
家族に先に伝えると、気が楽になった
会う約束をしたら、その日のうちに家に伝えるようにしている。
あとから言うと、なぜ言わなかったのかという話になってしまうから。
先に伝えるだけで、当日の気の重さがなくなった。
先に言っておけば、当日も気持ちが軽い。
実際に伝えてみると、相手はたいして気にしていないことのほうが多かったの。
気にしていたのは、わたしのほうだったよ。
それでも続いている友人関係もある

仕事の話ができる相手は、少なかった
続いている関係には、はっきり理由があった。
仕事の話が通じる相手だったこと。
同じ業界にいた人だと、こちらの状況を説明しなくてもわかってもらえる。
体調のことで働き方を変えた時期にも、余計なことを聞かずにいてくれた人がいたの。
そういう相手は、この年になるとそう多くないと思う。
働き方の話を、女同士の集まりではしにくいこともあったの。
男性の友人のほうが、その話題だけは軽く話せることがあった。
だから距離は取りつつ、切らないようにしているよ。
会わなくても続く関係のかたち
いま一番多いのは、年に1回か2回だけ連絡を取る形だった。
用事があるときだけ短くやり取りして、それで終わる。
毎月会わなくても、関係が薄くなったとは感じないの。
若いころは会う回数が関係の深さだと思っていたけれど、いまはそうでもないと思っている。
続けたい相手ほど、無理のない形にしておくほうがいいよ。
月に何度も連絡を取っていた相手とは、かえって続かなかったことが多かった。
距離を置くことと、関係を切ることは違うのだと、この年になってやっとわかった気がしているの。
よくある質問
二人で会うのは避けたほうがいい?
わたしは避けているわけではなくて、迷ったときは人数を増やしているだけなの。
気にならない相手なら二人でも会うよ。
自分が落ち着いていられるかどうかで決めている。
無理だと感じる相手なら、そもそも会う約束をしないことにしているよ。
家族が良い顔をしないときは?
わたしは相手の名前と会う場所まで具体的に伝えるようにしたら、反応が変わったよ。
ぼかして伝えるほうが、かえって気にされる感じがあったの。
言い方を変えるだけで済むこともあると思う。
昔の同僚から急に連絡が来たら?
用件がはっきりしているものだけ返している。
用件のない連絡が続くときは、返す間隔を空けるようにしているの。
断るというより、こちらのペースにするだけだよ。
急いで返さないと決めてから、連絡が来ること自体が負担ではなくなったの。
SNSでのやり取りはどうしている?
わたしは公開のところでのやり取りにとどめている。
個別のやり取りが増えると、こちらが気にする時間も増えたから。
道具を分けておくと、自分の気持ちも整理しやすかったよ。
返す速さも決めていて、その日のうちに返さなくていいことにしているの。
関係を終わらせるときはどう伝える?
はっきり切ることはあまりないの。
返す間隔を少しずつ空けていくと、自然と落ち着くところに落ち着いた。
言葉で終わらせようとすると、こちらが疲れてしまうから。
どうしても伝えるなら、相手を責めない言い方にしているの。
まとめ:異性の友人との距離は、先に決めておくと楽
50代になってから、男性の友人への返事に時間がかかるようになった。
考えた結果、わたしが決めたのは3つだけだった。
迷ったら人数を増やす。
会うなら昼にする。
家族に言えないことが増えたら、そこでやめる。
この3つを先に決めておくと、その場で悩む時間がなくなったの。
関係を切る必要はなくて、続け方を決めておけばいいのだと思っているよ。
同性の友人との距離のことは、こちらの記事 にも書いているよ。





