もう5年くらい、同じブランドの同じ番号の口紅を買い続けていたの。
それがある日、塗った直後の鏡で手が止まった。
なんか、顔が暗い……!
色は前と同じはずなのに、唇のところだけ浮いて見える。
体調に波がある時期だったから、その日はたまたま顔色が悪いんだと思っていた。
でも次の日も、その次の日も同じだった。
今日は、似合う色が変わったと気づいてから、口紅を選び直すまでにわたしがやったことを書いておくね。
結果として、5年ぶりに番号が変わりました。
同じ口紅なのに、顔が暗く見えた日

変わったのは口紅じゃなくて、わたしの方だった
結論から言うと、口紅は同じでも、それをのせる顔のほうが変わっていた。
口紅の中身が変わったわけでも、劣化していたわけでもなかった。
同じ色を、違う土台にのせていただけ。
考えてみたら当たり前なんだけど、当時のわたしはそこに気づくまで2か月くらいかかった。
その間ずっと、ファンデが合っていないのかな、照明が悪いのかな、と別のところを疑っていたの。
「疲れてる?」と言われる回数が増えた
きっかけは人からの一言だった。
職場で3週間のうちに2回、別の人から「疲れてる?」と聞かれたの。
自分では普通のつもりだったから、そのたびに家に帰ってから鏡を見た。
そこでやっと、顔全体じゃなくて口元だけが沈んで見えることに気づいた。
似合わない色を塗ると、疲れて見えるんだよね。
唇の色そのものが変わっていた

すっぴんの唇を、明るいところで見てみた
まずやったのは、何も塗っていない唇を明るい場所で見ることだった。
洗面所の照明の下じゃなくて、昼間の窓ぎわ。
自分の記憶の中の唇より、はっきり色が薄くて、少し紫っぽかった。
口紅選びの出発点は、いま自分の唇が何色かを知ること。
そこがずれていたら、上にどんな色をのせてもずれる。
土台が変わると、同じ色でも発色が変わる
唇の血色が落ちると、口紅の色は思ったより暗く出る。
これは理屈の話じゃなくて、わたしが実際に手元の3本で見比べて感じたこと。
以前は明るく発色していたローズ系が、いまはくすんだ茶色っぽく出るようになっていた。
逆に、昔は薄すぎて使いこなせなかった明るいピンクが、ちょうどよく見えた。
似合う色が変わったというより、同じ色の見え方が変わっていたのかも。
顔色が沈まない色の見分け方、わたしの3つ

手の甲じゃなくて、唇にのせて見る
一番効いたのはこれ。
手の甲でテストするのをやめて、唇に直接のせるようにした。
手の甲と唇では、下の色がまったく違うから当然といえば当然なの。
テスターを使うのに抵抗があるときは、店員さんに新しいチップを出してもらえばいい。
わたしは最初それを言うのが気まずかったけど、聞いてみたら、その場でチップを替えてくれる店がほとんどだった。
明るさと、青みか黄みかの2つだけ見る
色の情報を増やしすぎると、店頭で決められなくなる。
だからわたしは見るところを2つに絞った。
1つは明るさで、いまの唇より少し明るいかどうか。
もう1つは、青みが入っているか黄みが入っているか。
わたしの場合、青みが強すぎると顔が硬く見えて、黄みが強すぎると疲れて見えた。
その真ん中あたりが、いまのわたしの当たりだった。
ツヤがあるだけで、印象がずいぶん変わる
色より先に、ツヤを足すほうが早いこともある。
同じ色のマットとツヤありを並べて塗ってみたら、ツヤありのほうが唇の輪郭がぼやけずに見えた。
輪郭がぼんやりするのが気になっていた人には、ここを変えるだけで足りる場合もあると思う。
わたしは完全なマットを卒業して、少しツヤの出るタイプに替えたよ。
店頭でのテストの仕方を、こう変えた

立ったままじゃなく、座って鏡を見る
売り場の鏡を立ったまま覗き込むと、顔に影ができて判断がずれる。
座れるカウンターがある店を選んで、正面から見るようにした。
それだけで、同じ色が売り場と自宅で違って見える現象がかなり減った。
急いでいる日は買わないと決めたのも大きかった。
迷った日に決めた色は、だいたい家で後悔していたの。
一度外に出て、自然光で見る
店内の照明はきれいに見えるようにできている。
だから塗った状態で一度店の外に出て、明るいところで手鏡を見るようにした。
店員さんには「外の光で見てきますね」と一言伝えれば大丈夫だった。
これで2回、買う直前に引き返したことがある。
1本3,000円前後の買い物だから、5分の手間で戻れるなら安いよね。
失敗して買ってしまった色の話
きれいな色ほど、顔から浮くことがある
去年、深い赤を1本買って、3回しか使わずにしまった。
スティックだけ見ると本当にきれいな色だったの。
でも塗ってみると、色だけが前に出て、顔のほうが後ろに下がって見えた。
色がきれいなことと、自分の顔に合うことは別。
そのあと同じ失敗を、明るすぎるコーラルでもう一度やった。
2本で6,000円ちょっと。
授業料としては高かったけど、おかげで自分の外れの方向がわかったよ。
失敗した色は、捨てずに使い道を変えた
合わなかった口紅は、そのまま引き出しの奥で固まっていくことが多い。
わたしは深い赤を、指でぽんぽんと薄くのせるだけにして、内側だけに使うようにした。
唇全体に塗ると強すぎた色でも、内側に少しだけなら自然に見えた。
それでも合わなければ、無理に使わなくていいと思う。
使わない口紅が引き出しにあることを、わたしはもう責めないことにしたの。
ツヤのある口紅を探しているなら、こういうものもあるよ
口コミの数で選ばれた1本、ルージュデコルテ クリームグロウ
質感をツヤ寄りに変えたいと思って調べていたときに見つけたのが、コスメデコルテの「ルージュデコルテ クリームグロウ」だった。
@cosmeのベストコスメアワード2025で、ベストリップスティック部門の3位に入っている(2025年11月19日発表・出典)。
このアワードは、2024年11月1日から2025年9月30日までに集まった148万7,167件の口コミをもとに決まったもの。
人気色として挙がっているのは13G my theoryという番号。
VOCEのベストコスメ2025上半期でも、リップ部門の2位に入っていたよ(出典)。
公式の説明によると、高ツヤ成分を含んだフレキシブルな膜が唇の縦ジワや凹凸に柔軟にフィットするタイプで、艶めきが12時間持続する(メーカー公表値)とのこと。
縦じわが目立ちにくく見える方向のものを探している人には、候補になりそうな1本だと思う。
容量は3.5g、色は全31色。
先に、気になる点も書いておくね
いいところだけ並べても選べないから、引っかかりそうな点を3つ。
1つめは値段。
メーカー希望小売価格が5,500円(税込)で、楽天でも4,620円〜(税込・送料無料・国内正規品/2026年7月30日時点)。
価格は変わることがあるから、最新のものは楽天のページで確認してね。
色選びの練習の段階なら1,000円前後のもので試すほうが気楽だから、当たりの方向が決まってから手を出す順番のほうが安心かも。
2つめは色数の多さ。
31色もあると、どれにするかを画面の上だけで決めるのはかなり難しい。
楽天のページで選べるのは#03G #11G #13G #14G #15G #17G #21G #24Gといった番号だから、店頭で見たことがない状態だと迷うと思う。
3つめは質感の向き不向き。
ツヤの出るタイプだから、マットのきっちりした発色が好きな人の求めているものとは別物になる。
これは良い悪いじゃなくて、単純に方向の違いだね。
よくある質問
50代になったら口紅は明るい色にしたほうがいい?
一概には言えないけど、わたしの場合はいまの唇より少し明るい色が合った。
真っ白に近い明るさではなく、あくまで「少し」。
明るすぎると今度は唇だけが目立って、それも浮いて見えたよ。
口紅の色選びで、季節は関係ある?
わたしは夏と冬で1本ずつ使い分けている。
夏は汗で落ちやすいから薄め、冬は乾燥で縦じわが目立つからツヤ寄り。
色というより、質感を季節で変えている感じかな。
プチプラの口紅でも大丈夫?
色選びの練習なら、むしろプチプラのほうが気楽だと思う。
1,000円前後で試せるから、外しても引きずらない。
わたしも当たりの方向を見つけるまではプチプラで探して、決まってから同系色の少し良いものを買ったよ。
リップを塗ると縦じわが目立つのが気になる
わたしはマットをやめて、少しツヤの出るタイプに替えたら気にならなくなった。
塗る前に唇を柔らかくしておくのも効いた。
色を変える前に、質感を変えてみるのは試す価値があると思う。
もう似合う色がわからなくなってしまった
わたしもその状態から始めたよ。
そういうときは、いま持っている口紅を全部出して、明るい場所で唇に順番にのせてみるのが早い。
新しく買うより先に、手持ちの中で一番顔が明るく見える1本を探す。
その1本が、次に買うときの基準になるの。
まとめ:口紅の色選びを、もう一度自分に合わせる
似合う色が変わったと感じたとき、悪いのは口紅でも自分でもなかった。
土台が変わったから、合わせ直せばよかっただけ。
わたしがやったのは、いまの唇の色を明るいところで見て、唇に直接のせて、座って正面から確認する。
この3つだけだった。
5年変えていなかった1本を替えるのは、少し勇気がいる。
でも替えてみたら、「疲れてる?」と聞かれる回数がはっきり減ったの。
もし手持ちの口紅を塗って顔が暗く見えるなら、まずは明るい窓ぎわで自分の唇を見るところから始めてみて。





