更年期でお風呂に入れない日が続いたとき、わたしがやめたことと残したこと

白いタオル ミニマル バスルーム

夜10時、脱衣所の電気をつけたところで止まってしまった日があるの。

入らなきゃ、とは思っている。

なのに服に手をかける気力がどうしても出てこなくて、そのまま電気を消して部屋に戻った。

そういう日が3日続いたとき、さすがに自分でもまずいと思った。

ひどい波のときは仕事も休ませてもらっていたから、あの頃のわたしにとってお風呂は完全に「大きな仕事」だった。

今はだいぶ落ち着いてきたけれど、たまに同じ夜が来る。

今日は、湯船どころかシャワーも無理という日が続いたとき、わたしが決めた最低限のやり方の記録。

白いタイルの明るい浴室とバスタブ
目次

お風呂に入れない日が、何日か続いたことがある

脱衣所の前まで来て、動けなくなった

できなかったのは、洗うことじゃなくて始めることだった。

脱衣所までは行けるの。

そこで服を脱いで、髪をまとめて、シャワーの温度を合わせて、という先の工程が全部いっぺんに頭に浮かんで、それで止まる。

体が重い日って、動作そのものより「これから何回動かないといけないか」のほうがこたえるんだよね。

その日は結局、歯だけ磨いて寝た。

布団に入ってから、明日は必ず入ろう、と思ったのも覚えている。

その明日が、また同じように過ぎていったんだけどね。

分かっているのに、責める気持ちだけが増えていく

やっかいなのは、入っていない自覚があること。

朝になると、昨日入らなかった、という一行が頭に残っているの。

その一行が2日、3日と積み上がると、今度はそれが重しになって余計に動けなくなる。

入れないこと自体より、入れなかった自分を責める時間のほうが体力を使っていた

ぜんぶやろうとするのをやめて、最低限を決めた

わたしの最低限は「3分のシャワー」にした

先に結論を書くと、やることを1つに減らしたら動けるようになった。

決めたのは、髪は洗わない、体も泡は使わない、お湯を3分だけ浴びる、これだけ。

3分ならスマホのタイマー1回分だから、始める前に終わりが見えるの。

以前は「入るなら全部やらないと」と思っていたけど、その全部が重かったんだと思う。

やることを1つに減らしたら、脱衣所で止まらなくなった

順番を紙に書いて、脱衣所に貼った

それと、順番を決めて紙に書いておいたよ。

1、服を脱ぐ。

2、お湯を出す。

3、首と背中に3分あてる。

4、タオルで拭く。

たった4行なんだけど、書いてあるとその通りに手が動くの。

考えることが減ると、それだけで始めやすくなるみたい。

紙は、レシートの裏に書いたものをテープで貼っただけ。

きれいに作ろうとすると、それ自体が面倒になってやらなくなるからね。

タオルで顔をやさしく拭く女性

入る前のハードルを、先に下げておいた

着替えとタオルは、明るいうちに出しておく

準備は、元気な時間帯にやっておくのが効いた。

夕方のまだ動ける時間に、着替えとタオルを脱衣所のカゴに入れておくの。

夜になってから探すのは、思っている以上に面倒なんだよね。

出しておくだけで、脱衣所に行ったあとの工程が2つ減る。

その日の自分ではなく、夕方の自分に準備を任せることにした

9月に入って、脱衣所が少しひんやりするようになった

朝晩が涼しくなってきたこの時期は、脱衣所の空気がもう夏とは違うの。

日中はまだ暑いのに、夜だけ足の裏がひやっとする。

それが地味に、入る気をそぐ。

だからシャワーを先に30秒出して、浴室のドアを開けたまま湯気をまわしておくようにした。

入る前の空気が少し変わるだけで、はじめの一歩が軽くなったよ。

それでも無理な日にやっていること

蒸しタオルで、首と脇だけ拭く

シャワーも無理という日は、拭くだけにしている。

タオルを水でぬらして、電子レンジで40秒。

それで首のうしろと脇と、足の指の間を拭くの。

時間にして2分くらい。

拭くだけの日を「入らなかった日」ではなく「拭いた日」と数えることにした

髪は翌朝に回すと決めた

髪は夜に洗わない日をつくった。

翌朝に洗うと決めておくと、夜の工程がひとつ丸ごと消えるから。

朝に洗うと乾かす時間が要るので、その日は起きる時間を15分早めておくの。

ただしこれは、朝に起きられる日にしか使えない手だとも思っている。

できない日は、そのまま結んで会社に行った日もあるよ。

白いタオルとボトルと観葉植物を並べた洗面台

最低限にしてみて、困ったこともある

湯船に入らない日が続くと、夜の眠りが浅かった

いいことばかりではないの。

シャワー3分だけの日が続いた週は、夜中に目が覚める回数が増えた気がした。

体が温まりきっていないせいなのか、単に疲れていたのかは分からない。

だから今は、週に2回だけ湯船に入る日を決めて、そこはなるべく守るようにしている。

毎日ではなく週2回。

これならわたしでも続くの。

決めるときも、月曜と木曜のように曜日で固定するのはやめた。

その週の体の様子を見て、金曜と日曜にする週もあるの。

先に日付を決めると、守れなかったときにまた自分を責めることになるから。

白いタオルとボトルとスポンジを並べた浴室

それでも最低限を決めてよかった理由

困ったことはあったけれど、前のやり方には戻していない。

理由は、朝起きたときの気分が違うから。

入れなかった、と思って始まる朝と、拭いたから大丈夫、と思って始まる朝では、その日の動き方まで変わってくるの。

毎日100点を目指すのをやめたら、0点の日がほとんどなくなった

よくある質問

何日もお風呂に入らないのは、まずいですか

わたしも3日続いたことがあるから、責める気にはなれないの。

ただ肌の状態やにおいで気になることが出てきたときは、医療機関で相談してみてね。

わたしは判断ができる立場ではないので、そこはお願いするのがいちばんだと思っている。

シャワーだけでも大丈夫ですか

わたしは3分だけの日をつくっているよ。

全部やろうとして0になるより、3分でも続いたほうがわたしには合っていた。

週に2回だけ湯船に入る日を決めて、そこで帳尻を合わせている。

髪を洗う気力がないときはどうしていますか

翌朝に回すと決めている。

夜の工程がひとつ消えるだけで、始めるハードルがずいぶん下がるの。

朝も無理な日は、結んで出かけた日もあるよ。

家族に何か言われませんか

うちは、体が重い日があることは先に伝えてある。

説明しようとすると長くなるから、今日は拭くだけにする、とだけ言うようにしたよ。

理由を全部話さなくても、宣言だけしておくと気がラクだった。

気力が戻るまで、どのくらいかかりましたか

波によって違うから、はっきり何日とは言えないの。

わたしの場合は、最低限を決めてからのほうが戻りが早かった。

ゼロの日をつくらないことが、結果として近道になった気がしている。

まとめ:入れない日の最低限を、先に決めておく

やったことは3つ。

最低限を「3分のシャワー」と決めたこと、着替えとタオルを夕方のうちに出しておくこと、無理な日は蒸しタオルで拭くだけにしたこと。

これで毎日ちゃんと入れるようになったわけではないの。

ただ、入らなかった自分を責める時間はほとんどなくなった。

同じ場所で止まっている人がいたら、まず自分の最低限を1つだけ決めてみてね。

お風呂上がりに汗が引かない話や、体が冷えて眠れない日の話は前に書いた記事にまとめてあるよ。

入浴剤の選び方も別にあるので、必要なところから読んでみてね。

お風呂そのものがめんどくさい日の話は お風呂がめんどくさい日の記事 に、湯温と時間を変えた話は のぼせの記事 に書いてあるよ。

長く浸かるのをやめた話は 半身浴の記事 、秋に入浴剤を選び直した話は 秋の入浴剤の記事 にまとめてあるので、気になるほうから読んでみてね。

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この記事を書いた人

Mariko

更年期6年目。
ひどい波のときに2度休職して、いまは復職中のアラフィフ。
寝汗で夜中に着替える夏を、何度も越えてきました。
試して効いたこと・効かなかったことを、ありのまま書いています。

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この記事を書いた人

Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

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