夜9時すぎ、ソファに座ったまま動けなくなって、気づいたら11時だったことがあるの。
入らなきゃと思いながらスマホを見ていて、そこで「風呂キャンセル界隈」という言葉を見つけた。
声に出して笑って、そのあと少しほっとした。
わたしだけが怠けているわけじゃないんだ、と思えたから。
ひどい波の時期に比べたら今はだいぶ動けるようになったけれど、こういう夜はまだ来る。
今日は、お風呂をキャンセルしたくなる日と、わたしがどう折り合いをつけたかの記録。

お風呂をキャンセルしたくなる日が、わたしにもある
しんどいのは、洗うことより「そのあと」だった
自分でも意外だったのが、面倒の中身なの。
湯船につかること自体は、むしろ好きなほう。
めんどくさいのは、髪を乾かして、化粧水をつけて、浴室の水を切って、洗濯機を回して、という後ろにくっついてくるほうだった。
だからソファで固まっているとき、頭の中で数えているのは洗う時間じゃなくて、そのあとの40分のほうなんだよね。
「風呂キャンセル界隈」という言葉を知った
その言葉を見つけてから、少し気持ちが変わったの。
名前がついているということは、同じことをしている人がそれなりにいるということだから。
自分の性格の問題だと思っていたことに、みんなが使う名前があった。
名前がついているだけで、自分を責める材料がひとつ減った。
調べてみたら、思っていたより多かった
女性335名の調査で見た数字
気になって、調査の結果を探してみたの。
株式会社はぐくみプラスが2024年12月26日から2025年1月8日にかけて、20代から50代の女性335名(20代57名・30代100名・40代100名・50代78名)にインターネットで行った調査では、22.1%が週に1回以上お風呂に入らないことがあると答えていた。
年代ごとの内訳までは公開されていないので、50代がどうだったかまでは分からない。
それでも、335名のうち5人に1人くらいはそういう日があるんだ、と数字で見られたのは大きかった。
出典は はぐくみプラスの調査リリース に載っているよ。
全国1,100サンプルの調査でも、似た傾向だった
もうひとつ見つけたのが、株式会社クロス・マーケティングの調査。
2025年2月7日から9日に、全国の20歳から69歳の男女1,100サンプルにインターネットで聞いたもので、連続で入浴しなかった最長日数は「0日(毎日入る)」が37.9%、「1日」が20.9%だった。
週の半分にあたる4日以上入浴しなかった経験がある人は16.6%。
毎日必ず入っている人が4割弱、というのはわたしには意外な数字だった。
入らない日がある人のほうが多い、という読み方までは書かれていないから、そこは決めつけないでおくね。
出典は クロス・マーケティングのお風呂に関する調査 で見られるよ。

めんどくさい正体が分かったので、後工程を減らした
乾かす時間を短くするために、道具を替えた
やったのは、後ろの40分を削ることだった。
まず、吸水力の高いタオルを買い足したの。
2,000円くらいのもので、髪をはさんで3分置いてから乾かすと、ドライヤーの時間が5分ほど短くなった。
たった5分だけど、その5分を思い浮かべて動けなくなっていたわけだから、効き目は数字以上だった。
入る前に浮かぶ「そのあとの時間」を短くしたら、始めやすくなった。
お風呂上がりにやることを、3つに固定した
それと、湯上がりにやることを3つだけに決めた。
髪を乾かす、化粧水を顔と首に塗る、水を一杯飲む。
それ以外は翌朝に回す。
浴室の掃除も、洗濯機を回すのも、夜はやらないと決めたの。
決めてしまうと、湯上がりに何をするか考える時間がなくなるから、そのぶん早く座れるようになったよ。
浴室の掃除は、翌朝の出かける前に1分だけ。
夜に完璧にやろうとしていた頃より、結果としてきれいな状態が保てているのが自分でもおかしかった。

折り合いのつけ方を、3つ決めた
入る時間を、夕飯の前に前倒しした
いちばん効いたのが、時間の前倒しだった。
夕飯を食べたあとのソファは、もう立てないの。
だから帰ってきてすぐ、荷物を置いた流れでそのまま浴室に向かうようにした。
座ってしまう前に入る、というだけの話なんだけど、これで動けない夜がはっきり減った。
気力があるかどうかではなく、座る前かあとかで決まっていた。
「洗う日」と「浸かる日」を分けた
それから、毎日同じことをやるのをやめた。
湯船にゆっくり浸かる日は週に2回、シャワーだけの日は残り。
先に振り分けておくと、今日は洗わない日だから、と思えて気がラクなの。
朝晩が涼しくなってきたこの時期は、浸かる日を1回増やしてもいいかなと思っているところ。
日中はまだ暑いから、そのあたりは体の様子を見ながらだね。

やってみて、うまくいかなかったこともある
ごほうび作戦は、わたしには続かなかった
うまくいかなかったことも書いておくね。
最初にやってみたのが、好きな入浴剤を買って、入ったらそれを使えるというごほうび方式。
これは2週間で飽きた。
そもそも入れない日は、ごほうびを思い出す元気もないの。
元気がない日の対策に、元気が要る仕組みは向いていなかった。
それでも回数が戻ってきた理由
今のところ、キャンセルする夜は週に1回あるかどうかまで減ってきた。
戻ってきた理由は、たぶん責めるのをやめたからだと思う。
入らない日があってもいい前提で週の割り振りを決めたら、かえって守れるようになったの。
できない日を織り込んだ計画のほうが、わたしには続くみたいだね。
よくある質問
お風呂がめんどくさいのは、わたしだけですか
はぐくみプラスの調査では、20代から50代の女性335名のうち22.1%が週1回以上入らないことがあると答えていたよ。
年代別の内訳は公開されていないから、50代がどうかまでは分からないの。
それでも、名前がつくくらいには多いんだな、と思えたのはわたしには救いだった。
どうしても入れない日はどうしていますか
蒸しタオルで首と脇を拭くだけの日をつくっているよ。
朝起きて回復したら、さっとシャワーを浴びてる。
入れない日が増えてきた人は、髪をショートに切ってしまうのも一案かも。
入る時間帯は何時がいいですか
わたしは夕飯の前に変えたら動けるようになった。
食べたあとにソファに座ると、そこから立てなくなるの。
帰ってきた流れのまま向かうのが、うちでは正解だった。
毎日入らないと不潔ですか
気になるところだよね。
わたしは拭く日をつくって、髪は翌朝に回すことで折り合いをつけている。
朝はシャワー浴びといた方がいい。
夏場は特にどうしてもにおいが出るので、さっとシャワーで流すのが、エチケットだと思う。
まとめ:キャンセルしたい夜と、折り合いをつける
やったことは3つ。
めんどくさい正体が湯上がりの40分だと気づいて後工程を減らしたこと、入る時間を夕飯の前に前倒ししたこと、洗う日と浸かる日を週の中で振り分けたこと。
数字を見て、そういう日がある人は思っていたより多いと分かったのも大きかった。
できない日を先に織り込んでおくと、かえって続くみたい。
今夜どうしても動けない人、心が疲れてしまってると思う。
お風呂上がりの汗が引かない話や、ストレスがたまった日の過ごし方は前に書いた記事にまとめてあるよ。




湯船に入る気力が出ない日の最低限は お風呂に入れない日の記事 に、湯温と時間を変えた話は のぼせの記事 に書いたよ。
長く浸かるのをやめた話は 半身浴の記事 、秋の入浴剤の話は 秋の入浴剤の記事 にまとめてあるので、気になるほうからどうぞ。

