男性の更年期でイライラが続く夫にサプリを勧めたときの、伝え方の失敗と工夫

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夕飯のとき、テレビの音量のことで夫がめずらしく強い言い方をして、そのあと自分でため息をついていたことがあるの。

怒っているというより、自分の言い方に自分でおどろいているような顔だった。

その頃のわたしは、自分の体の波でせいいっぱいで、正面から向き合う余裕がなかった。

それでも気になって調べて、調べたことをそのまま伝えてみたら、見事にすべった。

今日は、夫にサプリを勧めたときの、わたしの伝え方の失敗と、そのあと変えたことの記録。

中身がどう効くかという話ではなくて、伝え方だけの話ね。

机に突っ伏して疲れた様子の男性
目次

「これ飲んでみたら」が、いちばん響かなかった

わたしが最初にやった伝え方

最初にやったのは、スマホの画面を見せながら説明することだった。

男性にもこういう時期があるらしいよ、これを飲んでいる人が多いみたい、って。

夫は画面をちらっと見て「ふーん」と言って、それで終わり。

悪気があったわけじゃないと思う。

ただ、その日から食卓でその話題を出すと、明らかに口数が減ったの。

しかもわたしのほうは、良かれと思ってやっているから引き下がらない。

次の日も、その次の日も、別の記事を見つけては伝えていた。

今から思えば、いちばん逆効果なことをしていたと思う。

何が悪かったのか、あとで考えた

しばらくしてから考えて、たぶん順番が逆だったんだと思った。

本人が困っていると言う前に、こちらが「あなたは困っている」と決めて話し始めていたから。

自分に置き換えたらすぐ分かるの。

わたしだって、体がしんどい時期に「それ更年期でしょ」と言われるのがいちばん嫌だった。

言われた瞬間に、話す気そのものがなくなってしまう

言い方を変えたら、受け取ってもらえた

主語を「わたし」にした

変えたのはひとつだけで、主語をわたしにしたこと。

「あなたに飲んでほしい」ではなく、「わたしが飲んでるやつ、もうひとつ買ったから置いとくね」に変えた。

これだけ。

夫の状態の話をいっさいしないで、わたしの行動の報告にしたの。

そうしたら「ああ、うん」と言って、次の朝には容器の中身が少し減っていた。

相手の状態を説明せず、自分の行動だけを伝える

買ってきて、置いておくだけにした

置き方も変えたよ。

手渡さない、説明しない、感想も聞かない。

洗面所の歯ブラシの横に、小さい容器ごと置いておくだけ。

飲んだかどうかも聞かないの。

減っているかは、こちらが勝手に見れば分かることだし、聞かれないほうが続くみたいだった。

置き場所も何度か変えたよ。

食卓に置いた時期は手がつかなくて、洗面所に移したら減り始めた。

毎日必ず立つ場所の、目に入る高さ。

そこがうちの正解だったみたい。

テーブルに置かれたマグカップと開いた本

勧めるときに、わたしが気をつけた3つのこと

病気あつかいをしない

ひとつめは、体調の話を診断のように言わないこと。

「病院に行ったほうがいい」を最初に言うと、それだけで身構えられてしまう。

気になることが続くなら医療機関で相談してね、と伝えるのはこちらが心配だからだけど、言うのは一度だけにして、あとは繰り返さないようにした。

何度も言うと、心配ではなく責めているように届いてしまうと思ったの。

効き目の話をしない

ふたつめは、効き目の話をしないこと。

これを飲めばどうなる、という言い方は、わたしにはできない。

どう変わるかは人によって違うだろうし、わたしは夫の体の中のことを分からないから。

だから言うのは「わたしはこれを続けてる」まで。

その先を決めるのは、飲む本人のほうだと決めた

うまくいかなかったことも、そのまま書いておく

続かなかったこともある

うまくいった話だけだと嘘になるから、残しておくね。

最初に置いたものは、1週間で減らなくなった。

理由をあとで聞いたら「粒が大きくて飲みにくい」だった。

体調の話でもなんでもなくて、ただの大きさ。

それと、値段の高いものを黙って続けるのは、うちの家計だと無理だった。

月にいくらまでなら気にならないか、先に決めておけばよかったと思っている。

それでもやってよかったと思うこと

それでもやってよかったのは、話ができるようになったこと。

飲む飲まないは別として、「最近しんどい?」と聞いて「まあね」と返ってくるようになったの。

以前は、聞くこと自体が責めているみたいになっていたから。

サプリはきっかけで、本題は会話のほうだったのかもしれない

うちの場合、飲み始めてから何かが劇的に変わった、という話ではないの。

それでも、テレビの音量で言い合いになる回数は少しずつ減った。

それが何のおかげなのかは、わたしには分からないままだけどね。

カフェのテーブルで向かい合ってお茶を飲む二人

わたし自身に余裕がなかった時期のこと

自分がしんどい日は、話を持ち出さない

これはわたしの反省なんだけど、自分の調子が悪い日に切り出すと、ほぼ失敗した。

言い方がきつくなるし、返事が薄いとそれだけでイラッとしてしまう。

だから今は、自分の体が軽い日にしか、この手の話はしないことにしているの。

自分の波が落ち着いている日を選ぶだけで、伝わり方が変わった

タイミングは、朝より夜のほうがよかった

時間帯も関係あったよ。

朝は出かける前でお互い忙しいから、こちらの一言が指示みたいに聞こえてしまう。

夜、片づけが終わって、テレビがついている横で、ついでみたいに言うくらいがちょうどよかった。

向かい合わないほうが伝わることもあるのね。

台所で洗い物をしながら、背中越しに一言だけ、というのがうちのちょうどいい距離だった。

真正面から座って話すと、どうしても話が大きくなってしまうの。

並んで景色を眺める夫婦の後ろ姿

よくある質問

夫に勧めても飲んでくれません

わたしの場合は、説明をやめて置いておくだけにしたら、少しずつ減り始めた。

感想を聞かないのも効いたと思う。

聞かれると、報告する義務みたいになってしまうのかもしれないね。

「男性更年期じゃない?」と言ってもいいですか

わたしは言って失敗したよ。

決めつけに聞こえたみたいで、しばらく話題そのものを避けられた。

言うなら、相手が自分から不調を口にしたあとのほうが、うちの場合はよかった。

病院を勧めるタイミングはいつですか

気になることが続くなら医療機関で相談してね、と伝えるのは一度だけにしている。

繰り返すと責めているように届いてしまうから。

判断は本人にまかせることにしたよ。

費用はどのくらいで考えましたか

先に上限を決めておくのがよかった。

うちは月3,000円までと決めて、それを超えるものは続けないことにしている。

黙って高いものを買い続けるのは、家計の面でわたしがしんどくなった。

自分の体調が悪い日はどうしていますか

その日は持ち出さない、と決めているよ。

無理に話すと、言葉がきつくなって余計にこじれた。

体が軽い日まで待つだけで、ずいぶん違ってくるの。

まとめ:伝え方を変えたら、受け取り方も変わった

やったことは3つ。

主語をわたしにしたこと、説明せずに置いておくだけにしたこと、自分の調子がいい日を選んだこと。

夫が変わったというより、わたしの伝え方が変わっただけの話なの。

それでも食卓の空気は、前より軽くなったと思う。

同じことで困っている人がいたら、まずは主語を入れ替えるところから試してみてね。

男性の更年期そのものについて調べたことや、夫のイライラに気づいたときの話は、前に書いた記事にまとめてあるよ。

わたしがやめた3つの声かけについては 声かけの記事 に書いたので、言葉のほうで迷っている人はそちらもどうぞ。

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この記事を書いた人

Mariko

更年期6年目。
ひどい波のときに2度休職して、いまは復職中のアラフィフ。
寝汗で夜中に着替える夏を、何度も越えてきました。
試して効いたこと・効かなかったことを、ありのまま書いています。

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この記事を書いた人

Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

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