眠れない夜が続く人へ|実は「寝る前のあの習慣」が原因かもしれません

更年期 不眠改善 眠る女性

夜中に目が覚めて「また眠れない…」ってため息をついたこと、ない?

40代後半に入ってから、寝つきが悪くなって、以前は朝までぐっすり眠れていたのに、夜中の2時や3時に目が覚めてそのまま朝を迎えてしまうことも。

眠れない夜が続くと、昼間もぼーっとして仕事に集中できなかったり、些細なことでイライラしてしまったり、肌の調子まで落ちてくる感じがして。

「これって更年期のせい?それとも歳のせい?」って不安になりながら、いろいろ試してきた中で実際に効果を感じた習慣や、知っておくとラクになる知識を今日はまとめてみたよ。

目次

更年期の不眠、なんで急に眠れなくなるの?

A serene white bedroom interior featuring a bed with pillows, natural light from

ホルモンの揺らぎと自律神経が関係してる

更年期に入ると、卵巣からつくられるエストロゲンという女性ホルモンが急激に減っていく。

このエストロゲン、睡眠にも深く関わっていて、体温調節や自律神経のバランスを整える働きをしている。

エストロゲンが減ることで自律神経が乱れ、夜になっても体がうまくクールダウンできなくなる。

「寝ようとすると急にカーッとほてる」「寝汗で目が覚める」という経験、心当たりはないかな。

これがいわゆるホットフラッシュで、夜間に起こると睡眠をぶつ切りにしてしまう原因になる。

眠れないのは体の変化が原因、自分のせいじゃない

「眠れないのはあなたが神経質なだけ」「考えすぎだよ」って言われると、なんか自分がだらしないみたいで悲しくなるよね。

でも更年期の不眠は、ホルモンバランスという体の変化が直接引き起こしているもの。

意志の力でどうにかなるものじゃないから、自分を責めなくていい。

まずそこをしっかり理解しておくことが、対策を続けるうえで一番大切なことかも。

朝の習慣から変えると、夜の眠りが変わってくる

ベッドで目覚めて伸びをする女性

起床後30分以内に朝日を浴びることが大事

夜ぐっすり眠るための鍵は、実は朝にある。

起床後30分以内に朝日を浴びると、脳の中でセロトニンがつくられ、それが夜になるとメラトニン(眠りを誘うホルモン)に変わっていく。

毎日同じ時間にこのスイッチを入れることで体内時計がリセットされ、夜に自然な眠気が来やすくなる。

私は朝起きたらまずカーテンを全開にして、5分でもいいから窓のそばに立つようにしたら、1〜2週間くらいで「あれ、最近ちゃんと寝られてる?」って気づいた。

午後のカフェインを控えるだけでも変わる

大理石デスクにキーボード・ノート・ブラックコーヒー

コーヒーが好きな人には少し悲しいかもしれないけど、カフェインは摂取してから6〜8時間は体に残るといわれている。

14時以降にコーヒーや緑茶を飲む習慣があるなら、それだけで寝つきが悪くなっている可能性がある。

「午後2時以降はカフェインなし」を1週間試してみるだけで、体感が変わる人も多い。

ハーブティー(カモミールやルイボスなど)に替えると、気分的にもリラックスしやすくなるのでおすすめだよ。

夜のルーティンで「眠れる体」をつくる

更年期 不眠改善 白いベッドで穏やかに眠る女性

寝る90分前のお風呂がゴールデンタイム

「お風呂に入ると眠れる」ってよく言われるけど、タイミングがとても大事なんだよね。

人間の体は、深部体温(体の内側の温度)が下がるときに眠気がやってくる。

お風呂に入ると一時的に深部体温が上がって、その後の体温低下が大きくなるから眠りやすくなる仕組み。

このメカニズムを最大限に活かすなら、就寝90分前に入浴を済ませるのがベスト。

38〜40℃のぬるめのお湯で15〜20分、ゆっくり浸かるのが理想かも。

私は入浴後にラベンダーのボディクリームを塗りながら、「今日も一日終わった」ってゆっくり過ごす時間を作るようにしていて、それだけで気持ちがほぐれる感じがある。

スマホを寝室に持ち込まない

これ、わかってはいるけど一番難しいやつかも。

スマホのブルーライトは、脳を「昼間だ」と錯覚させてメラトニンの分泌を抑えてしまう。

寝る30分前にはスマホを充電器に置いてリビングへ、という習慣を試してみてほしい。

寝室に持ち込まないだけで、「ついSNSを見てしまう」「通知が気になる」という状況がなくなるから、思ったよりずっと眠りやすくなる。

代わりに紙の本や、好きな音楽をかけながらぼーっとする時間をつくると、自然と眠気が来やすくなるかも。

室温・湿度・寝具を「快眠仕様」に整える

眠れない夜って、部屋が暑かったり、布団が重かったりすることが意外と多い。

室温は夏は26〜28℃、冬は16〜19℃が快眠に向いているといわれていて、湿度は50〜60%が目安。

更年期の場合はほてりや寝汗があるから、少し涼しめに設定しておくほうが目覚めが少なくなるケースもある。

寝具は吸湿性の高い素材を選ぶと、寝汗による不快感を減らせるかも。

眠れない夜に「やってはいけない」こと

「眠らなきゃ」という焦りがいちばん眠れなくなる

夜中に目が覚めたとき、「あと何時間しか眠れない」って時計を確認して焦る気持ち、すごくわかる。

でもそれをやると、脳が緊張状態になってさらに眠れなくなってしまう。

目が覚めたら「ラッキー、ゆっくりできる時間ができた」くらいの気持ちで、目を閉じたまま体を休めることを優先してみてほしい。

眠れなくても、横になって体を休めるだけで疲労回復はある程度できるから、完璧に寝ることにこだわりすぎなくていいかも。

長い昼寝で夜の眠りを消してしまいがち

前の夜あまり眠れなかった日の午後、強烈な眠気に逆らえなくてソファに倒れ込みたくなること、あるよね。

短い昼寝(15〜20分程度)は疲労回復に有効だけど、30分以上の長い昼寝は夜の眠気を消してしまって、また夜眠れない悪循環を生んでしまう。

昼寝をするなら「15時までに20分以内」を目安にしておくと、夜の眠りへの影響が少ない。

それでも改善しないときは、一人で抱え込まないで

更年期 不眠 お茶でリラックスする女性 白いカーテン

婦人科や更年期外来に相談するタイミング

生活習慣を整えてみても、2〜3週間経っても眠れない状態が続く場合は、婦人科や更年期外来に相談してみてほしい。

「たかが眠れないだけで病院に行くのは大げさかな」って思わなくていい。

更年期外来では、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬など、症状に合わせた選択肢を一緒に考えてもらえる。

ホットフラッシュや寝汗がひどくて眠れない場合は、特に婦人科への相談が効果的なことが多い。

睡眠の質を客観的に把握する方法

「なんとなく眠れてない気がする」を卒業するために、睡眠アプリやスマートウォッチで睡眠のデータを記録してみるのも一つの方法かも。

「実は思ったより眠れていた」「睡眠が浅い時間帯は決まっている」など、客観的なデータがわかると、対策が立てやすくなる。

病院に相談するときにも「何時間眠れているか、何時ごろ目が覚めることが多いか」を伝えられると、より適切なアドバイスをもらいやすい。

よくある質問

更年期の不眠はいつ頃から始まりますか?

更年期の不眠は、閉経前後(多くの場合45〜55歳ごろ)に起こりやすいといわれている。

個人差があって、40代前半から感じ始める人もいれば、50代に入ってから急に眠れなくなったという人もいる。

「最近急に眠りが浅くなった」「夜中に目が覚めるようになった」という変化が起きたら、更年期との関連を疑ってみるといいかも。

婦人科で血液検査を受けると、ホルモン値からある程度の状態を確認することができる。

不眠と更年期うつは関係ありますか?

眠れない日が続くと、気分が落ち込んだり、何もやる気が起きなくなったりすることがある。

睡眠不足は脳のコンディションを直接下げるから、精神的な安定にも影響が出やすい。

更年期にはイライラや気分の落ち込みが起きやすい時期でもあるので、「眠れないうえに気分も沈む」という状態が2週間以上続くようなら、婦人科だけでなく心療内科にも相談してみてほしい。

一人で抱え込まずに、専門家に声をかけることが大切だよ。

市販の睡眠サプリは効果がありますか?

テアニンやグリシン、GABA配合のサプリは、リラックスや睡眠の質をサポートする成分として知られている。

すぐに劇的な効果を感じる人もいれば、あまり変化を感じない人もいて、個人差が大きい。

試してみるなら1〜2ヶ月は継続して使ってみることが目安で、月2,000〜4,000円程度が相場かな。

ただし、サプリを足す前に、まず日中の過ごし方と夜のルーティンを整えることが先。

そのうえでサプリを活用すると、より効果を感じやすいかも。

ホルモン補充療法(HRT)は不眠にも効きますか?

HRTは、減ったエストロゲンを補うことで、ホットフラッシュや寝汗をやわらげる効果が期待できる。

「夜中のほてりで目が覚める」タイプの不眠には、症状が改善されることで眠りも深くなるケースがある。

ただしHRTには適用の判断が必要で、乳がんや血栓のリスクなど個人の体質・病歴によって使えない場合もある。

必ず婦人科の医師と相談のうえで判断してほしいし、自己判断での使用は避けてほしい。

睡眠薬に頼るのはよくないですか?

「睡眠薬を飲んだら依存するんじゃないか」って心配する気持ち、わかる。

最近の睡眠薬(特にメラトニン受容体作動薬やオレキシン受容体拮抗薬など)は、昔の薬と比べて依存性が低く、体に合っていれば安全に使えるものも増えている。

「眠れない→疲れる→さらに眠れない」という悪循環を断つために、短期間だけ医師の処方で使うのは有効な選択肢の一つかも。

大切なのは「自己判断で市販の睡眠補助薬を長期使用しない」こと。

もし睡眠薬を使いたいと思うなら、まず医師に相談してみてね。

まとめ:眠れない夜を、少しずつ減らしていこう

小さな一歩から、自分らしい眠りを取り戻そう

更年期の不眠は、ホルモンの変化という体の事情が大きく関係していて、「意志が弱い」「だらしない」じゃないことを、まず自分に伝えてあげてほしい。

今日紹介した習慣のなかで、「これならできそう」というものから一つだけ試してみてね。

朝日を浴びる、午後のカフェインをやめてみる、お風呂の時間を少し早める——そのくらいの小さな変化から始めていい。

眠れない夜は本当につらいけど、体の声に耳を傾けながら、自分に合ったリズムを少しずつ取り戻していこうね。

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この記事を書いた人

Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

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