会議室で、資料の説明をしていた真っ最中だった。
急に、顔だけがぶわっと熱くなった。
え、待って待って、
今じゃないでしょ、
って思ってる間に、こめかみからつーっと汗が伝ってきた。
耳たぶまで熱い。
たぶん、顔も真っ赤になってたと思う。
首から上だけが夏、みたいな感覚。
エアコンの効いた部屋なのに、わたしの顔だけが別の気候だった。
周りに気づかれてないかな、って、そればっかり気になって話が頭に入らなくなる。
この、顔のほてりが唐突に来るやつ。
わかる人には、たぶん一発で伝わるよね。
わたしはひどい波のとき、こういう発作みたいなほてりが日に何度も来て、仕事を2度休んだ時期があるの。
いまはだいぶ落ち着いてきたから、復職してフルタイムで働けてる。
それでも、真夏になると回数が増えるし、またあの波が戻ってきたら、って身構えることは今でもある。
だから、いま毎日この火照りと戦ってる人の気持ちは、過ぎた昔話じゃなくて、地続きでわかるつもり。
今日は、顔のほてりをその場で冷ます方法を、わたしに効いた順に書いておくね。
ほてりで寝つけない夜が多い人は、わたしが試して良かった睡眠サプリの記録から見てもらってもいいと思う。

顔だけ火事、あの感覚のこと

顔のほてりは、ホットフラッシュの一つだった
顔のほてりは、更年期のホットフラッシュの一つだと婦人科で言われた。
体温を調節する仕組みが、この時期はうまく働きにくくなるらしい。
だから、暑くもない場面でいきなり血管が広がって、顔にぶわっと熱が集まる。
運動したわけでもないのに、額と鼻の頭にじんわり汗が浮かぶ。
真夏は特にひどくて、電車を降りてホームに出た瞬間の熱気で、スイッチが入ることもある。
赤い顔を見られるのが、本当に嫌だった
最初のころは、この赤い顔を見られるのが本当に嫌だった。
何か言い訳しなきゃ、と焦って、余計に汗が出る悪循環。
でも、婦人科でひとこと言われて、少し気が抜けたの。
これは怖い病気じゃなくて、恥ずかしいだけの、時期がくれば終わっていく話。
命に関わる話じゃない。
ただ、その場のいたたまれなさは本物だから、対処のほうを工夫することにした。
熱が集まる場所を、その場でどう冷ますか。
それだけを考えて、いろいろ試してきた。
わたしが試して効いた順に書いておく

1位:保冷剤を首の後ろに当てる
いちばん効いたのは、首の後ろを冷やすことだった。
顔を冷やすより、太い血管が通っている首の後ろを冷やすほうが、熱がスッと引くのが早かったの。
小さい保冷剤をハンカチで包んで、バッグに一つ入れておく。
ほてりが来たら、うなじにそっと当てるだけ。
会議中でも、髪で隠れる位置だから意外とバレない。
冷たさが首から伝わって、30秒くらいで顔の熱がゆるむのがわかる。
夏場はコンビニで買った凍ったペットボトルでも代わりになる。
結露でハンカチが濡れるのだけ気をつければ、これがいちばん頼りになった。
2位:ハンディ扇風機は顔じゃなく首筋に当てる
2番目は、ハンディ扇風機の風を、顔じゃなくて首筋に当てること。
最初は顔にばーっと風を当ててたんだけど、それだと汗で前髪が張り付くだけであんまり引かなかった。
風の向きを、あごの下から首筋に変えたら、こもった熱が逃げていく感じがした。
汗ばんだ首元に風が当たると、汗が乾くときにひんやりする。
真夏の通勤中は、これを首に向けながら歩いてる。
見た目より、実利を取ることにした。
3位:冷たいものを手のひらと手首で握る
3番目は、冷たいペットボトルや缶を、手のひらと手首でぎゅっと握ること。
手首の内側にも血管が近くを通っているから、ここを冷やすと体感の熱がやわらぐ。
カフェで冷たいお茶を頼んで、飲むより先にグラスを両手で握ってることもある。
すぐ用意できるのがいいところ。
首の後ろと合わせ技にすると、引くのがさらに早い。
効かなかったもの
顔に直接、冷たい水や氷を当てるのは、わたしには合わなかった。
その瞬間は気持ちいいんだけど、冷やしすぎると反動でまた血がめぐって、少ししてぶり返す感じがあったの。
化粧も崩れるし、二度手間だった。
あと、辛いものや熱いコーヒーを昼にがっつり摂った日は、午後のほてりが増えた気がして、真夏はなるべく控えるようにしてる。
友人に話したら「うちも同じ」と言われて、少し笑ってしまった。
一人で抱えてたことが、そんなに珍しくなかったと知るだけで、気持ちが軽くなる。
それでも夜、ほてりで眠れない日は

いちばん困ったのは、夜のほてり
困るのは、夜のほてりだった。
昼間なら首を冷やして対処できるけど、寝入りばなに顔がぶわっと来ると、そのまま目が冴えてしまう。
熱帯夜だと、ほてりなのか暑さなのか自分でも分からなくなる。
削られるのは体力より先に、心のほうだった。
明日も仕事なのに、と焦る。
焦ると、余計に眠れない。
わたしはこの悪循環がいちばんひどい波のとき、休職するところまでいった。
だから、眠れないのは気合いの問題じゃなくて、時期の問題だと思うようにしてる。
枕元には冷感の保冷まくらを置いて、うなじを冷やしながら寝るようにした。
それでも波が続くときは、頼れるものに頼ることにしたの。
わたしがたどり着いたのは、プラセンタ注射
わたしはいま、2年前から毎週、婦人科でプラセンタ注射を受けている。
更年期の症状があると医師に認められれば保険適用で受けられる治療で、自己負担は1回500〜600円くらい。
これで眠りの質が変わって、いまではお守りみたいな存在になっている。
効果には個人差があるし条件もあるから、気になる人はかかりつけの婦人科で聞いてみてね。
注射はハードルが高いという人は、睡眠サプリから試すのも一つの手だと思う。
わたしが試してきたサプリは、効いた順にこちらの記事にまとめてある。
SLEEP SUPPLEMENT
夜のほてりで眠りが浅い日に、わたしが続けているサプリ
アラプラス深い眠りは、5-アミノレブリン酸リン酸塩を含む機能性表示食品(届出番号F891)。
「睡眠の質改善」の機能が届出されていて、1日1粒で続けやすいの。
ほてりで夜中に何度も目が覚める人は、一度試してみる価値があると思う。




よくある質問
ほてりが来たとき、まず何をしていた?
バッグに入れている小さい保冷剤を、うなじにそっと当てる。
顔じゃなくて首の後ろを冷やすのが、いちばん早く引いた。
外出中はどう冷ましていた?
凍らせたペットボトルや冷たい缶を、手のひらと手首で握っていた。
ハンディ扇風機は、顔じゃなく首筋に風を向けるようにしていたよ。
食べ物は何か気をつけていた?
真夏は、辛いものや熱いコーヒーを昼にがっつり摂るのは控えていた。
刺激物を減らすくらいのゆるさで、無理のない範囲で続けている。
病院には行った?
波がひどい時期に、婦人科へ行った。
「体温調節がうまく働きにくい時期」と名前がついただけで、少し怖くなくなったの。
つらい波が長引いているなら、我慢せずに相談してみてほしい。
まとめ:まず、首の後ろを冷やしてみて
顔のほてりは、顔を冷やすより首の後ろを冷やすほうが早く引く。
これが、わたしがたどりついたいちばんの近道だった。
小さい保冷剤を一つ、バッグに入れておくだけでいい。
それだけで、あの会議室の気まずさが、ずいぶん怖くなくなった。
体は前みたいには信用できなくなったけど、対処のカードは増やせる。
カードが1枚増えるたびに、真夏の一日が少しずつ楽になる。
みんな通ってる道だから、「ほてりくらい」と笑える日は、ちゃんと来ると思う。
