レジで急に顔だけカーッと熱くなる。あの汗の話(ほてり実録②)

汗をかいてハンカチで首元を拭く女性・ホットフラッシュ・発汗
この記事について

レジで急に顔だけ熱くなった日のこと。
わたしがどう乗り切ってきたかを、効いた順に書いた記録。

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Mariko

更年期6年目。ひどい波のときに2度休職して、いまは復職中のアラフィフ。
試して効いたこと・効かなかったことを、ありのまま書いています。

スーパーのレジで、顔だけ急に熱くなったことがある。

お会計、1,847円です、と言われたあたりで、首の下からぶわっと。

待って、いまじゃないでしょ、と思ってる間に頬が熱い。

額から汗がにじんできて、こめかみを一筋つたって顎の先からぽたっと落ちた。

レジ台に。

見られた気がした。

小銭が出せない。

指が汗で滑って、100円玉が財布の中で逃げる。

後ろに人が並んでる。

結局お札で払って、財布が小銭でじゃらじゃらになって、車の中でしばらくぼーっとしてた。

夏の駐車場、車内はもうサウナだった。

この汗、単なる暑がりとは違うのが、あとになるとわかる。

更年期の症状って、ずっと同じ調子で悪いわけじゃなくて、波がある。

わたしはひどい波のときに仕事を2回休んだ。

いまは落ち着いてきたから、復職して働けてる。

ただ、いまでも怖い。

またあの波が来たらどうしよう、って思ってる。

朝から体調が変な日は、来た?って身構えてる。

だから、いま人前で急に顔が熱くなって困っている人の気持ちは、思い出話じゃなくて地続きでわかる。

今日は、あの「人前でカーッ」をわたしがどう乗り切ってきたかを書いておく。

昼のほてりだけじゃなく夜も眠れていない人は、こっちを先に読んでもらってもいいよ。わたしが試して良かった睡眠サプリの記録。

目次

気温じゃなくて、体の中から来るやつ

汗をかいてハンカチで首元を拭く女性・ホットフラッシュ・発汗

最初は「わたし、暑がりになったのかな」と思ってた。

でも周りを見ると、みんな涼しい顔をしてる。

冷房の効いた店内で、カーディガンを羽織ってる人までいる中で、わたしだけ顔が真っ赤。

首すじから鎖骨にかけて、汗がじわっと膜みたいに広がる。

ブラウスの襟がぺたっと肌に貼りつく。

前髪が額に貼りつく。

朝、ちゃんと巻いたのに。

気温のせいなら、みんな暑いはず。

そうじゃなくて、体の内側からストーブを急に「強」にされたみたいに来る。

外の暑さとは関係なく。

婦人科の先生には「体温調節のスイッチがうまく働きにくい時期なんですよ」と言われた。

壊れたんじゃなくて、バグってるんだ、と思ったら少し気が楽になった。

敵に名前がつくと、少しだけ怖くなくなる。

これは怖い病気の話じゃなくて、恥ずかしいだけで、時期がくれば終わっていく話。

だから深刻になりすぎないでほしい。

人前でカーッと来たとき、わたしがしのいだ方法

メガネをかけた女性がデスクでミニ扇風機を当てる・暑さ・ほてり

1位:首に巻けるハンカチをバッグに常備する

外出時は、首に巻ける薄手のハンカチを必ずバッグに入れるようにしている。

熱くなったら首すじを軽く覆って、汗を吸わせながら風を通す。

顔を隠すためじゃなくて、首の後ろの血管を意識して冷ますためのもの。

これがあるだけで、外に出る前の安心感がまるで違う。

通勤電車の中でカーッと来たときは、つり革を持つ手と反対の手でハンカチを首に当てて、目を閉じてやり過ごす。

数駅分の辛抱だと思うと、意外と乗り切れる。

保冷剤入りのタイプを冷凍庫にストックしておくと、さらに心強い。

あの日から、外出前に必ず確認する持ち物が増えた。

首に巻けるハンカチ、汗拭きシート、そして予備のTシャツ。

荷物は増えたけれど、備えがあるだけで肩の力が抜ける。

2位:「暑くて」と自分から言ってしまう

汗を隠そうとするほど、焦って汗が増える気がする。

だからある日、開き直って「わたし今日、暑くて」と笑いながら言ってみた。

そうしたら、汗が引くのが早かった気がする。

友人にこの話をしたとき、「わたしも同じ」と言われて驚いたことがある。

誰にも言えないと思っていたことが、実は珍しくなかった。

それを知ってから、少し肩の荷が下りた。

焦りが消えるからかもしれない。

科学的な根拠は知らないけれど、ハンカチの次に効いた。

3位:メイクを汗をかく前提に変える

厚塗りのファンデーションをやめた。

汗で流れたファンデは、隠したかったものより目立ってしまう。

いまは下地とパウダーだけにしている。

崩れても「ちょっと汗かいちゃって」で済む顔にしておくと、気持ちが軽い。

これは美容の工夫というより、心の保険のようなもの。

崩れる前提のメイクに変えてから、鏡を見る回数も減った。

前は化粧室に行くたびにチェックしていたけれど、いまはそこまで気にしなくなった。

気にしなくなった分だけ、外出そのものが少し楽になった気がする。

会議中に来たときは、資料をめくるふりをして顔の前で軽く扇ぐ。

不自然に思われないくらいの、さりげなさを心がけている。

効かなかったもの

汗を抑えるとうたう高めのミストを、いくつか試した。

内側から来る熱には、外からのミストは追いつかなかった。

数千円が何本分か、授業料になった。

スマホのメモに、効いた対処と効かなかった対処を書き溜めるようにもなった。

同じ失敗を繰り返さないための、自分専用のマニュアルのようなもの。

これ、夜も来るから

昼間のほてりで悩んでいる人に、これだけは言っておきたい。

昼にカーッと来る体は、夜もカーッと来る。

寝入りばなに、ぶわっと。

夜中に、ぶわっと。

パジャマの背中が湿って目が覚めて、寝直して、また起こされる。

わたしの場合、昼のほてりより夜のほてりのほうが、生活へのダメージが大きかった。

眠れない日が続くと、心のほうが先に削れていく。

夜のほてりが続いた時期、わたしは婦人科でプラセンタ注射を受け始めた。

更年期の症状があると医師に認められれば、保険適用で受けられる治療で、自己負担は1回500円くらいだった。

眠りの質がすっかり変わって、いまではお守りみたいな存在になっている。

効果には個人差があるし、保険適用にも条件があるから、気になる人はかかりつけの婦人科で聞いてみてほしい。

夜のほてりについては、こちらの記事にまとめてある。

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よくある質問

人前で顔が熱くなったら、何をしていた?

まず首すじにハンカチを当てる。

それから「暑くて」と一言、周りに言ってしまう。

隠そうとするより、そのほうが早く落ち着けた。

メイクで変えたことはある?

厚塗りをやめて、下地とパウダーだけの薄いメイクにした。

崩れる前提にしておくと、気持ちがずっと楽になる。

食べ物は何か気をつけていた?

ほてりの一因と言われるものは避けていた。

人前で汗をかくのは、とにかく恥ずかしいから。

刺激物やカフェインを控える、そのくらいのゆるさで続けている。

病院には行った?

波がひどい時期に、婦人科へ行った。

「体温調節がうまく働きにくい時期」と名前がついただけで、少し怖くなくなった。

最初は、こんなことで婦人科に行っていいのか迷っていた。

でも一人で抱えるより、早めに相談してよかったと思っている。

つらい波が長引いているなら、我慢せずに相談してみてほしい。

まとめ:まず、ハンカチを1枚バッグに

体は、前みたいには信用できなくなった。

それは認める。

でも、対処のカードは増やせる。

カードが1枚増えるたびに、外に出るのが少しずつ怖くなくなる。

今日はまず、首に巻けるハンカチをバッグに1枚。

それだけで、レジで小銭を出せるようになった。

職場の人には、まだこの症状のことを話していない。

いつか話せる日が来るのか、自分でもまだわからない。

みんな通ってる道だから、「汗くらい」と笑える日は、ちゃんと来ると思う。

汗をかいてハンカチで首元を拭く女性・ホットフラッシュ・発汗

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Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

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