ニュースをぼんやり見ていたら、国会で「ホットフラッシュ」という言葉が出てきたの。
「え、国会で?」と思わず声が出た。
更年期歴6年、2度の休職を経験してきた私にとって、テレビの中の話だと思っていた国会の議論が、急に自分ごとに聞こえてきた瞬間だった。
今日は、高市首相が国会で実際にどんな発言をしたのか。
確認できた事実だけを、政治が苦手なあなたにもわかるように整理してみたよ。
まず、何が起きたの?——国会で更年期の話が出た経緯
政治のことは得意じゃない、という方も多いよね。
「国会中継」ってなんか難しそうで、テレビに映っても見流してた——私もそうだった。
でも2026年6月5日、参議院の予算委員会(国のお金の使い方を審議する場)で、ちょっとびっくりする場面があったの。
立憲民主党の塩村文夏議員が「ホルモン補充療法(HRT)の管理料に保険を適用してほしい」という質問があって
そのとき、高市早苗首相が自分の更年期体験を語り始めたの。

「今朝も症状が出た」——この言葉の重さ
首相はこう言った。
「私自身もそうだった。
今朝もその症状がちょっと出たりした」
(高市首相・2026年6月5日 参院予算委員会)
現役の総理大臣が、国会で「今朝もホットフラッシュが出た」と言った。
更年期症状は、体の弱さでも意志の問題でもなく、日本のトップに立つ人でさえ毎朝向き合っているもの——そのことが、国の場で示された瞬間だった。
首相の発言を、ひとつひとつ読み解いてみる
首相の発言にはいくつかの大事な内容が含まれていたの。
ひとつずつ整理するね。
「写真を撮られて、週刊誌に不潔と書かれた」——更年期の社会的リアル
首相はこう続けた。
「社会の理解というのが不十分だったので、当時は急にホットフラッシュで汗が出て、写真を撮られて週刊誌で『不潔だ』というような言葉で書かれて、やっぱりつらかった」
(高市首相・同)
ホットフラッシュは自分の意志でコントロールできない。
突然、顔が真っ赤になって汗が噴き出す。
症状のある人が必死に戦っている姿を「不潔」と書く——これがこれまでの社会の見方だったの。
首相がその経験を国会で語ってくれたのは、「やっと言ってもらえた」という気持ちだった。
6年間症状と向き合ってきた私には、この言葉の重さがよくわかる。
会社での会議中にのぼせが出て「なんで今?」と本当に困ることが、何度あったか。
「1.9兆円の経済損失」——私の体の不調が、社会の数字になっていた
首相はさらにこう述べた。
「女性の更年期症状による経済損失は1.9兆円といわれている。
ホルモンバランスの変化の影響を受けやすい。
大切な政策として位置付けながら進めていきたい」
(高市首相・同)
この1.9兆円という数字は、経済産業省が令和6年2月に発表した試算(ボストン・コンサルティング・グループが調査)だよ。
更年期症状で仕事を休んだり、能力を十分に発揮できなかったりすることで生まれる、社会全体の損失のこと。
2度の休職を経験した私には、この数字が刺さった。
「自分がダメなんだ」「根性が足りないんだ」ってずっと思ってた。
でも、これは個人の根性の問題じゃなかったんだよね。
「HRTの管理料」って何?——難しいところをざっくり説明するね

今回の国会で「HRTの管理料に保険を適用してほしい」という話が出たよね。
HRTって何?管理料って何?という方のために、ざっくり説明するね。
薬代は保険が使えるのに、通院サポート料が自腹になっている問題
HRT(ホルモン補充療法)は、更年期症状の治療法のひとつ。
足りなくなったホルモンを薬で補う方法で、ホットフラッシュや不眠などに効果があるとされているの。
今の日本では、HRTの薬(パッチや飲み薬)には健康保険が使えて、月2,000円前後で治療を受けられる。
でも、HRTは薬を飲んで終わりじゃないの。
定期的に医師に診てもらって「量が合ってるか」「副作用は出ていないか」を確認する管理が必要。
この継続的な管理・指導に対してかかる費用が、現在は保険の対象になっていない。
「薬は安いけど、通い続けるための費用がかかる」——そこが、HRTのハードルになっているということ。
首相が「ちょっぴりがっかり」と言った意味
塩村議員の「管理料も保険にしてほしい」という要求に対して、厚生労働省は「現時点では効果のエビデンス(科学的な根拠)が十分ではない」として保険適用を見送った。
これを受けて高市首相は「ちょっぴり私もがっかりしている」と述べ、厚労省に引き続きの検討を促したの。
すぐに解決はしなかったけど、首相が「大切な政策として進める」と言った。
それは確かに前への一歩だと思うんだよね。
6年間向き合ってきた私が、この発言に思ったこと

「気のせいじゃない?」「みんなそのくらいは頑張ってるよ」「更年期を言い訳にしちゃダメ」——更年期になってから、何度こういう言葉を受け取ってきたか。
言った側に悪意はなかったと思う。
でも、知らないから言えてしまう言葉だよね。
「社会が知らなかった」から、こんなに孤独だったんだ
2度の休職中、私が一番つらかったのは体の症状じゃなくて、「これは自分が弱いからだ」と思い込まされていたことだったかもしれない。
夜中に目が覚めて、顔が熱くて、布団の中で「なんで私だけ」と泣いたこともあった。
首相が「社会の理解が不十分だった」と国会で言ってくれたこと——これは、今まで「わかってもらえなかった」と感じてきた人たちへの、ある意味での社会的な謝罪みたいに聞こえた。
変わるまで待てないけど、変化の入り口に立ったのかもしれない
政治が動くのはゆっくりで、今日から日常が変わるわけじゃないかもしれない。
でも、国のトップが自分の体験を語り「大切な政策として進める」と言った。
それは確かに、今日から変わった何かだと思う。
更年期のホットフラッシュに悩む私だけじゃない、多くの女性にとっては歓迎できる出来事だと思う。
アラフィフ女性の体に起きる変化を知ってもらうって大きな一歩。
あなたが今つらいとしても——それは弱さじゃない。
社会がやっと気づき始めた問題の真ん中に、あなたがいるだけかもしれないよ。
よくある質問

Q. ホットフラッシュとは何ですか?
更年期に起こる代表的な症状のひとつで、突然顔や上半身が熱くなって発汗が起きる状態のこと。
女性ホルモン(エストロゲン)の低下によって体温調節がうまくいかなくなることが原因とされています。
数秒〜数分続き、1日に何度も起きることもあります。
Q. HRTを受けるには何科に行けばいいですか?
婦人科、または「更年期外来」「女性外来」が窓口になります。
かかりつけの産婦人科があれば、そこから相談するのが一番スムーズ。
Q. HRTの管理料はいつ保険適用になりますか?
現時点(2026年6月)では未定です。
今回の国会審議で高市首相が厚労省に検討を促しましたが、保険適用には医学会のエビデンス蓄積と正式申請が必要なため、時間がかかる見込みです。
Q. HRTを使わずにホットフラッシュを和らげる方法はありますか?
症状が軽い場合は、漢方薬(加味逍遙散など)や大豆イソフラボンのサプリメント、適度な運動・睡眠改善が有効なケースもあります。
ただし症状が強い場合は婦人科での相談が確実です。
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エクオルもなんとなくいい感じするよ、劇的に良くなるわけではないけどお守りで飲みつづけてる
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汗で寝苦しくて起きてしまうこともあったけど、この寝具に変えてから朝まで眠れるようになってきたよ。
Q. ホットフラッシュはどのくらい続きますか?
個人差が大きく、数ヶ月で落ち着く方もいれば、閉経後も長期間続く方もいます。
閉経前後の2〜3年が最も強い時期とされることが多いですが、すべての人に当てはまるわけではありません。
まとめ:更年期を、一人で抱えなくていい
今回の高市首相の発言を、私なりに整理してみたよ。
確認できた事実は4つ。
首相自身が今もホットフラッシュと向き合いながら働いていること。
過去に週刊誌で「不潔」と書かれた経験があること。
更年期症状による経済損失が1.9兆円(経済産業省・令和6年2月試算)とされていること。
そして、HRT管理料の保険適用は今回は実現しなかったけれど、首相が「大切な政策として進める」と明言したこと。
更年期の話が国会に出てくること自体、数年前には考えられなかった。
少しずつ、確実に変わってきているよ。
あなたが今つらいなら、まず婦人科に行ってみてほしい。
一人で抱えなくていい、一緒に向き合っていこうね。

