更年期高血圧、まだ放置してない?食事・サプリ・生活習慣で今すぐできる対策

額に手を当てる女性(更年期不調・人物あり)

健康診断の結果表を開いて、血圧の数値に「↑」マークがついているのを見た瞬間、なんとも言えないざわっとした感覚、あったりしない?

私も40代後半に入ってから、毎年の健康診断がちょっとドキドキするようになって。
以前は気にしたこともなかった血圧の欄に「要観察」と書かれた年、思わず受付の列で結果表を二度見して、帰り道ずっと頭の隅に「あの数値」がちらついてたんだよね。

疲れやすくなったり、頭がじんわり重い日が続いたり、心臓がどきどきする感覚があったり。
これって更年期の症状なのか、それとも血圧のせいなのか……って判断もつかなくて。

実は、厚生労働省の統計によると、女性の高血圧有病率は40代で約9.4%、50代になると約24.9%にまで跳ね上がる(予備軍を含めると50代で43.0%)。
つまり50代女性の4人に1人以上が高血圧という現実があるの。
この数字を見たとき、「他人事じゃないな」とじんわり思った。

今日は、更年期になって血圧が気になり始めた方に向けて、なぜ更年期と高血圧がつながるのか、そして薬に頼る前に食事・サプリ・生活習慣で今日からできる対策を、私が調べたこと・試して感じたことを交えながらまとめてみたよ。

目次

「更年期に血圧が上がってきた」って、よくあること?

エストロゲン減少が血管にもたらす変化

「更年期になってから急に血圧が上がった」という話、同世代の友人から聞くことが増えたかも。
実はこれ、偶然じゃないんだよね。

更年期に高血圧が増える主な原因は、エストロゲンの減少にある。
エストロゲンは単に生殖機能に関係するだけでなく、血管の柔軟性を保つ働きもしている。
血管が柔らかくしなやかであれば、血液が流れるときにうまく広がって圧力を逃がせる。

でもエストロゲンが減ると、血管が硬くなって「伸縮しにくい状態」になる。
そこに血液が流れ込もうとすると、圧力が上がりやすくなる。
これが「更年期高血圧」のメカニズム。
体が悪いわけでも、生活が乱れているわけでもなく、ホルモンバランスの変化がそのまま血圧に出てきているの。

「更年期高血圧」の特徴は普通の高血圧と少し違う

更年期特有の高血圧は、朝だけ高い、夜だけ高い、測るたびに数値がばらつくといった「変動しやすさ」が特徴的。
ストレスや自律神経の乱れも影響しているから、体調の波に合わせて血圧も上下しやすい。

だからこそ、「1回だけ高かった」で慌てるより、継続的に測ってパターンをつかむことが大切。
家庭用血圧計で朝・夜の記録をつけておくだけで、状況が見えてくるかも。

まず食事から。血圧を下げる食べ方って?

血圧対策の食事:焼鮭と野菜の和定食

カリウムを意識してとること

血圧対策の食事でまず意識したいのが、カリウムの摂取。
カリウムはナトリウム(塩分)を体外に排出するのを助けてくれる成分で、野菜・果物・海藻類に多く含まれる。

具体的には、ほうれん草・アボカド・バナナ・ひじき・納豆などが豊富。
毎日の食事に小鉢ひとつ追加するだけでも、積み重ねが変わってくる。

逆に、加工食品・インスタント食品・外食が多いとナトリウム過多になりやすいから、ここを少し意識して減らすのが先決かも。

DASH食という考え方を取り入れてみる

「DASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)」は、高血圧予防のために研究・開発された食事スタイル。
難しく考える必要はなくて、要点はシンプル。

野菜・果物・低脂肪乳製品・全粒穀物・豆類・ナッツを多めに、赤身肉・甘い物・塩分を控えめにするというもの。
完璧にやろうとしなくていい。
週に3〜4日、意識する日を作るだけでも積み重ねになる。

マグネシウムも見逃せない

血圧に関わるミネラルとして、マグネシウムも重要。
血管の緊張を和らげ、血圧を安定させる働きがある。
豆腐・枝豆・ひじき・ナッツ類・玄米に多く含まれている。

40代以降は食事だけでは不足しがちというデータもあるから、サプリでの補給も視野に入れてみてね。

どんなサプリが血圧対策に使えるの?

GABA(ギャバ)サプリの働き

最近、血圧が気になる方向けのサプリとしてよく見かけるのがGABA(ギャバ)。
GABAはもともと脳や体内に存在するアミノ酸の一種で、自律神経を整えてリラックスを促す働きがある。

機能性表示食品として「血圧が高めの方の血圧を下げる機能」が報告されているものも複数あって、薬ではないけれど継続的なサポートとして活用している人も多い。
1日100mgを目安に3〜4週間継続するのが一般的な使い方。

ただし、すでに降圧剤を服用している場合は必ずかかりつけ医に相談してから取り入れてね。

コエンザイムQ10とナットウキナーゼ

コエンザイムQ10は心臓・血管の細胞エネルギーを支える成分。
血液をサラサラに保つ効果が期待でき、更年期世代からの継続サポートとして人気がある。
1日100〜200mgが目安。

ナットウキナーゼは納豆に含まれる酵素で、血栓を溶かす作用が期待されている。
血流改善に関心がある方に選ばれているサプリのひとつ。
毎日納豆を食べるのが難しい方にも取り入れやすいかも。

サプリを選ぶときに見るべきポイント

サプリを選ぶときに私が気にしているのは、「機能性表示食品」か「特定保健用食品(トクホ)」の認定を受けているかどうか。
これは国の定めた制度に基づいて有効性が確認されているものなので、根拠のある選択ができる。

また、摂取量・摂取タイミング・継続期間の目安が明示されているものを選ぶこともポイント。「なんとなく飲む」より、「○週間試して変化を見る」という意識で使う方が効果を実感しやすい。

生活習慣でできること、意外と多いかも

ストレス軽減のためのリラックスタイム

「塩分を減らす」の具体的な方法

塩分制限と聞くと「味気なくなりそう」って思うかもしれないけど、工夫次第で満足感はキープできる。
ポイントは「塩を減らす」より「うま味を増やす」という発想の転換。

だしをしっかりとる、レモンや柚子で酸味を加える、スパイスやハーブを活用する。
これだけで薄味なのに物足りなさを感じにくくなる。

日本高血圧学会が推奨する食塩摂取量は1日6g未満。
ラーメンのスープを飲み干すだけで約5〜6gになるから、汁物は飲み干さないという習慣だけでも変わってくるかも。

ウォーキングを週3回から始めてみる

「運動しなきゃ」と分かってはいても、激しい運動は続かない。
そういう方には、ウォーキングが一番現実的だと感じている。

週3〜4回、1回30分程度の有酸素運動を継続することで、収縮期血圧(上の血圧)が4〜9mmHg低下するというデータがある。
毎日じゃなくてもいい。「今日はどうしても無理」という日はスキップしながら、長く続けることを優先してね。

ストレスと血圧の深いつながり

仕事のあとに家事もこなして、疲れ切ってベッドに横になったとき、頭の奥がじんじんと重くて「また血圧上がってるかもしれない……」って天井を見つめたこと、あったりしない?

体の疲れなのか、ストレスのせいなのか、それとも更年期なのか、区別がつかないまま横になっていたあの感覚、胸の奥が重たくなる感じが、実は体が「少し休んで」とサインを出していたんだなんだよね、今になってそう気づいた。

ストレスが高まると交感神経が優位になって血管が収縮し、血圧が上がりやすくなる。
つまり「血圧が高い日は決まってストレスが多い日」という感覚は、体がちゃんと教えてくれているサインかもしれない。

深呼吸を意識する、湯船にゆっくり浸かる、好きな香りのするものを枕元に置く。
小さな「自分を整える時間」が、体にとって意味のある積み重ねになる。

「病院に行くべき?」どこで判断すればいい?

家庭血圧での目安を知っておく

日本高血圧学会のガイドラインでは、家庭血圧の正常値は135/85mmHg未満とされている。
朝起きて排尿後1〜2時間以内、静かな環境で測った値を2週間以上記録することで、傾向が見えてくる。

135/85mmHg以上が続くようであれば、まず生活習慣の改善を3〜6ヶ月試してみる。
それでも改善しないようなら、かかりつけ医に相談するのが安心。

こんな症状があったらすぐ受診

頭痛・吐き気・視野のかすみ・胸の痛み・息切れが血圧上昇と同時に起きている場合は、すぐに受診してほしい。
これらは血圧が急激に上昇している可能性があるサインで、様子を見ずに動いた方がいい。

「大げさかな」と思っても、こういうときは迷わず動くのが正解。
自分の体のことを一番わかっているのは自分だから、違和感を感じたら大切にしてほしいなと思う。

まとめ:血圧との向き合い方を、自分のペースで

健康診断の結果に「要観察」と書かれたとき、最初に感じる「どうしよう」というざわざわ感、私もよくわかる。
でも、更年期に血圧が上がりやすくなるのはホルモンバランスの変化というれっきとした原因があって、そのメカニズムを知った上で対策を取ることができる。

食事はカリウム・マグネシウムを意識して、塩分を少しずつ減らす。
サプリはGABAや機能性表示食品を参考にしながら、3〜4週間継続して様子を見る。
運動はウォーキングを週3回から無理なく始める。
そして、ストレスを手放す小さな時間を日常に組み込む。

大きく変えようとしなくていい。
一つずつ試しながら、自分の体と対話するように付き合っていこうね。

額に手を当てる女性(更年期不調・人物あり)

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この記事を書いた人

Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

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