何か始めたくて申し込んだ習い事を、翌週にはもう休んでいた。
体がだるくて、朝から起き上がるのに時間がかかった日だった。
まだ2回目なのに休むなんて……!
そこから3回続けて休んで、結局そのまま行かなくなった教室がある。
更年期の波がひどかった時期は、こういうことを何度か繰り返した。
いまは前より落ち着いて働けているけれど、また休みたくなる日が来る前提で選ぶようになったの。
今日は、続かなかった習い事と続いた習い事を並べて、何が違ったのかを書いておくね。
申し込んだ翌週に、体調で休んだ

休むこと自体より、休みにくさがつらかった
やめた理由は、体調そのものじゃなかった。
休んだあとに戻りづらい空気のほうが、ずっと重かったの。
少人数で顔が全部見える教室だと、1回休むだけで次の回に行きにくくなる。
体調に波があるなら、休んだあとに戻りやすいかどうかで選んだほうがいい。
連絡を入れるのも、地味にしんどい
体調が悪い日に、欠席の連絡を考えるのがつらかった。
理由を書くべきか、どこまで説明すべきかを考えているうちに時間が過ぎる。
いまは、アプリで押すだけで欠席になる仕組みがあるところを選ぶようにしている。
言葉を選ばずに休めるって、思っていたよりありがたいことだった。
電話でしか受け付けないところは、わたしの場合そこで止まってしまう。
声を出すのがしんどい日にかぎって休みたくなるから、連絡の手段は先に確認しておいたほうがいい。
続かなかったもの3つと、その理由

少人数の対面レッスン
一番続かなかったのがこれだった。
先生と数人という距離の近さが、調子のいい日にはうれしくて、悪い日には重かった。
1回3,500円で全8回を前払いしていて、3回行かずに終わったから、1万円ちょっとが消えた計算になる。
お金より、行けなかった自分を毎週思い出すのがしんどかったの。
先生から「お待ちしています」と連絡が来るたびに、申し訳なさが積み重なっていった。
好意でくれた連絡なのに、それを重荷に感じてしまう自分もつらかった。
決まった時間のスタジオレッスン
時間が固定されているものも、わたしには合わなかった。
夜の回に申し込んだけれど、その時間に体が動く日ばかりではない。
固定の時間割は、体調が読めない時期にはハードルが高い。
振替ができるかどうかは、申し込む前に必ず確認したほうがいい。
道具をそろえる必要があったもの
始める前に1万円以上の道具が必要なものも、途中で止まった。
やめたときに道具が残るのが、また落ち込む材料になるから。
最初は借りられるか、手持ちで代用できるものから始めればよかったと思っている。
道具を買ってから始めると、逃げ道がなくなるんだよね。
続いたものに共通していた条件

休んでも気まずくないこと
いま続いているものは、全部「休んでも誰も何も言わない」ものだった。
オンラインの動画で受けるレッスンと、月2回の大人数の教室。
どちらも1回抜けても誰にも気づかれない。
気まずさがないことが、わたしにとっては続く条件だった。
1回あたりの金額が小さいこと
前払いの一括より、月払いのほうが続いた。
月2,000円前後のものなら、行けない月があっても「今月は休み」と思える。
まとめて払っていると、行けなかったときの損した感覚が強く出るの。
金額が小さいと、やめるときも引きずらないよ。
1回いくらで計算するより、行けなかった月にいくら払っているかで考えるほうが、わたしには合っていた。
家から近いか、家でできること
移動時間が長いものは、体調が下がるとすぐ切れた。
いま続いているのは、家から自転車で10分の場所と、自宅でできるもの。
出かけるまでに使う体力を減らすだけで、続く確率がずいぶん変わった。
片道30分の教室は、内容がどれだけ良くても2か月で行けなくなった。
場所は、内容より先に見るところだと思っている。
体調が良い日は片道30分でも平気なのに、悪い日は10分でも遠く感じる。
選ぶときは、悪い日の自分を基準にしたほうがいい。
お金のかけ方を、どう決めたか
最初の3か月は、上限を決めて試す
わたしは新しく始めるとき、月3,000円までと決めている。
この金額なら、合わなくてもやめられるから。
続くとわかってから、もう少し良い教室に移ればいい。
はじめから良いところに申し込むと、合わなかったときに引き返しづらいの。
やめたときのことを、先に考えておく
申し込む前に、やめ方を確認するようにした。
解約の連絡はいつまでか、途中でやめたら返金はあるか、道具は返せるか。
やめ方がはっきりしているところは、続けるときも気楽。
これを見てから決めると、始めるときの気持ちがずいぶん軽くなるよ。
始める前に確かめるようにした4つ

休んだときの扱いと、支払いの形
確認するのは4つだけにしている。
1つ目は、休んだときに振替ができるか。
2つ目は、支払いが月払いか一括か。
3つ目は、欠席の連絡がアプリやメールでできるか。
4つ目は、途中でやめるときの手続き。
この4つを聞いて、答えが返ってこないところは選ばないようにしたよ。
聞きにくいと感じるかもしれないけど、こちらはお金を払う側だから遠慮しなくていいと思う。
はっきり答えてくれるところは、通いはじめてからの対応も落ち着いていることが多かった。
体験だけで決めない
体験に行った日は、たいてい体調が良い日を選んでいる。
だから体験の印象だけで決めると、悪い日の自分が想像できない。
わたしは体験のあと、「調子が悪い日でもここに来られるか」を一晩考えてから決めるようにした。
一晩置いてやめたものが2つあって、どちらも正解だったと思っている。
逆に、体験の日はそれほど盛り上がらなかったのに、いまも続いているものもある。
その場の楽しさより、通う自分の姿が想像できるかどうかのほうが当たっていたの。
よくある質問
50代女性の習い事は、何から始めるのがいい?
順位をつけられるものじゃないと思っている。
わたしがすすめるとしたら、続けやすさで選ぶこと。
内容が好きでも、休みにくい形なら続かなかったから。
体調に波があっても習い事はできる?
わたしはできている。
ただし、休んでも気まずくない形を選ぶのが条件だった。
オンラインや大人数の教室は、抜けても続けやすかったよ。
お金はどれくらいかけている?
新しく始めるときは月3,000円までと決めている。
続くとわかってから増やす形。
最初から高いところに申し込むと、合わなかったときに引き返しづらいの。
一人で参加するのは気まずくない?
大人数の教室なら、一人で来ている人が半分くらいだった。
わたしも一人で通っている。
むしろ誰かと申し込むと、相手に合わせて休みにくくなることのほうが気になったの。
続かなかったら、また探してもいい?
探していいと思う。
わたしも3つやめて、いま2つ続いている。
やめた分は失敗じゃなくて、自分に合う形を知るための情報になったよ。
合わなかった理由を1行だけメモに残しておくと、次に選ぶときに役に立つ。
まとめ:続けられる形から、習い事を選ぶ
50代女性の習い事は、内容より続けられる形で選ぶほうがわたしには合っていた。
休んでも気まずくないか、月払いか、家から近いか、やめ方がはっきりしているか。
この4つを見るようになってから、やめる回数が減った。
体調に波があると、行けない日は必ず出てくる。
その日があっても戻れる場所を選べば、続けられるものは意外とあると思う。
やめた習い事も、次の選び方を教えてくれた材料だったよ。





