電車の座席で、足首はエアコンの風でひんやりしてるのに、顔と首から上だけがカーッと熱くなった。
上半身だけ、誰かに毛布をかぶせられたみたいに暑い。
おでこの生え際から汗がにじんで、こめかみを一筋つーっと流れて、耳の後ろまで伝っていった。
周りの人はみんな涼しい顔をしてスマホを見ている。
わたしだけハンカチで首元を押さえて、鞄で顔を隠すようにしてた。
下半身は冷えてるのに上だけ暑いって、体温計が壊れた家みたいで、自分の体なのに意味がわからない。
更年期の症状には波があって、ずっと同じ調子で悪いわけじゃない。
わたしはこの手のほてりがいちばんひどかった時期に、仕事を2回休むところまでいった。
いまは落ち着いてきたから復職して働けてるけど、真夏が来るたびに、またあの上半身だけの暑さが戻ってこないかと身構えてる。
だから、いま電車やオフィスで上だけカーッとなって困ってる人の気持ちは、思い出話じゃなくて地続きでわかる。
今日は、上半身だけの暑さと汗にどう付き合ってきたかを、効いた順に書いておく。
汗で夜中に起きてしまう日が続くなら、眠りのほうから整える手もあるの。わたしが試して良かった睡眠サプリはこっちにまとめてあるよ。

上半身だけ、火がついたみたいに暑い

上半身だけ暑くなるのは、体温調節の乱れだった
顔・首・胸のあたりだけ暑くなるのは、体温調節がうまく働きにくい時期に起きやすいらしい。
婦人科の先生に聞いたら「上半身のほてりと発汗は、この年代の女性にとても多い症状ですよ」と言われた。
暑いと感じるスイッチが、勝手に上半身だけ入ってしまう感じ。
足元は冷房で冷えてるのに、首から上は汗が噴き出す。
これがいちばん厄介で、上着を1枚脱いでも足が寒いだけで、上の暑さはちっとも引かない。
汗の出方が、じんわりじゃなかった
汗の出方も、じんわりなんてものじゃない。
前髪が濡れて額に貼りつくくらい出て、ブラウスの背中も気づくと湿ってる。
会議中に急に来たときは、みんなに気づかれてないかと、そっちのほうが気になって話が頭に入らない。
これは怖い病気じゃなくて、恥ずかしくて汗を拭くのが増えるだけの、時期がくれば終わっていく話。
そう思えるようになってから、汗をかいた自分を責める気持ちが少し軽くなった。
とはいえ、噴き出す汗は現実なので、上半身をどう冷やすかを工夫することにした。
わたしが試した冷やし方、効いた順

1位:首の後ろを保冷剤で冷やす
いちばん効いたのは、首の後ろを保冷剤でピンポイントに冷やすことだった。
太い血管が通っているところを冷やすと、上半身の暑さが引いていくのが早い。
小さめの保冷剤を薄いタオルで巻いて、うなじに当てるだけ。
ドラッグストアで200円くらいで買える、首に巻くタイプの冷感リングも夏場はよく使ってる。
足元が冷えてる日でも、首の後ろだけ冷やせばいいから、下半身まで寒くならないのがよかった。
上だけ暑いなら、上だけ冷やす。
この当たり前に気づくまで、わたしはずっと部屋ごとエアコンで冷やして、足を冷やして失敗してた。
2位:襟ぐりの開いた綿の服にする
首まわりが詰まった服をやめて、襟ぐりの開いた綿のトップスにしたら、こもる熱がだいぶ抜けた。
タートルネックや詰まったブラウスは、上半身の熱をぜんぶ閉じ込めてしまう。
汗をかく前提で、肌に貼りつきにくい綿100%を選ぶようにした。
色は汗じみが目立ちにくいものを選ぶと、それだけで人目を気にする回数が減る。
薄いカーディガンを1枚持ち歩いて、上が落ち着いたら羽織る。
脱いだり着たりで体温を自分で調整する、その手数を増やしておくと気持ちがラクだった。
3位:デスクにミニ扇風機を置く
職場のデスクには、手のひらサイズのミニ扇風機を置いてる。
上半身のほてりが来たとき、顔と首元にさっと風を当てられるだけで、汗が引くまでの時間が短くなる。
1500円くらいの充電式で、USBで繋げばパソコン仕事の横でずっと回しておける。
大げさに全身を冷やすより、風で汗を乾かすほうが、上だけ暑いタイプには合ってた。
周りの人にも「暑がりで」と一言だけ伝えておいたら、変な目で見られることもなくなった。
効かなかったもの
効かなかったのは、部屋ごとエアコンの温度をひたすら下げる方法だった。
上半身の暑さに合わせて設定温度を下げると、足元だけキンキンに冷えて、今度は冷えでだるくなる。
上を冷やしたいのに下が冷えすぎるという、ちぐはぐな状態になっただけだった。
制汗スプレーを首や胸元に使ってみたこともある。
汗そのものは少し抑えられた気がしたけど、上半身が暑いという感覚のほうは変わらなかった。
結局わたしには、暑いところをピンポイントで冷やす方法がいちばん合っていた。
汗のせいで夜まで響くとき

ほてりは昼だけじゃなく、夜も来た
上半身のほてりは、昼だけじゃなくて夜も来る。
寝ようとして横になった瞬間、首から上だけ暑くなって、寝つけない夜がある。
熱帯夜だと、ほてりと外の暑さがまざって、何度も目が覚めた。
眠れないと、次の日の仕事に響く。
響くと焦る。
焦ると余計に眠れない。
わたしはこの悪循環がいちばんひどい波のとき、仕事を休むところまでいった。
だから枕元には保冷剤を用意して、上半身が暑くなったらすぐ首の後ろに当てられるようにしてる。
それでも眠りが浅い日が続くと、自分だけでなんとかしようとするほど疲れがたまっていった。
いまは早めに人や医療に頼るほうが、結局は近道だと思ってる。
わたしの場合は、プラセンタ注射だった
わたしはいま、2年前から毎週、婦人科でプラセンタ注射を受けている。
更年期の症状があると医師に認められれば、保険適用で受けられる治療で、自己負担は1回500〜600円くらい。
これで眠りの質が変わって、ほてりで起きても寝直しやすくなった気がしてる。
効果には個人差があるし、保険適用にも条件があるから、気になる人はかかりつけの婦人科で聞いてみてほしい。
注射はハードルが高いという人は、睡眠サプリから試すのも一つの手だと思う。
わたしが試してきたサプリは、効いた順にこちらの記事にまとめてある。
SLEEP SUPPLEMENT
ほてりで夜が浅い私が、いまも続けているサプリはこれ
アラプラス深い眠りは、5-アミノレブリン酸リン酸塩を含む機能性表示食品(届出番号F891)。
「睡眠の質改善」と「ストレスによる落ち込み緩和」の2つの機能が届出されてて、1日1粒で続けやすい。
「上が暑くて夜眠りが浅い」が続いてる人は、一度試してみる価値があると思う。




よくある質問
上半身だけ暑いとき、どこを冷やすのがよかった?
首の後ろがいちばん効いた。
小さい保冷剤を薄いタオルで巻いて、うなじに当てるだけ。
足元まで冷やさずに、暑いところだけ落ち着けられるのがよかった。
職場での汗は、どうやり過ごしていた?
デスクにミニ扇風機を置いて、来たら顔と首元に風を当てていた。
汗じみが目立ちにくい色の綿の服を選んで、人目を気にする回数を減らしていた。
食べ物は何か気をつけていた?
上半身のほてりの一因と言われるものは、日中も控えるようにしていた。
刺激物やカフェインをとりすぎない、そのくらいのゆるさで続けている。
病院には行った?
波がひどい時期に、婦人科へ行った。
「上半身のほてりと発汗はこの年代に多い」と言われただけで、少し怖くなくなった。
つらい波が長引いているなら、我慢せずに相談してみてほしい。
まとめ:まず、首の後ろを冷やしてみて
体は、前みたいには言うことを聞いてくれなくなった。
それは認める。
でも、上だけ暑いなら上だけ冷やせばいい、と気づいてから、夏がずいぶんラクになった。
今日はまず、小さい保冷剤を一つ、鞄に入れてみてほしい。
上半身がカーッと来たら、首の後ろに当てる。
それだけで、汗が引くまでの時間が短くなる。
上だけ暑いのは、体温調節が揺れているだけ。
みんな通ってる道だから、笑ってやり過ごせる日はちゃんと来ると思う。

