朝起きたら、枕に頭の形の湿りが残っていた。
シーツを触ると、ひんやり湿ってる。
パジャマの背中も、脇のあたりも、すっかり濡れていた。
最初は「暑かったのかな」くらいに思っていた。
でも毎晩続くようになって、さすがにおかしいと気づいた。
洗い替えのパジャマが、あっという間になくなっていく。
毎朝、シーツを洗うかどうかで悩む日が続いた。
洗濯機を回す回数が増えて、電気代と時間の両方がじわじわ削られていった。
干す場所にも限りがあるので、乾いていないシーツをどうするかでまた悩む。
更年期の症状って、ずっと同じ調子で悪いわけじゃなくて、波がある。
わたしはひどい波のときに仕事を2回休んだ。
いまは落ち着いてきたから、復職して働けてる。
ただ、いまでも怖い。
またあの波が来たらどうしよう、って思ってる。
朝、シーツが乾いている日でも、来た?って身構えることがある。
だから、いま毎朝ぐっしょりで困っている人の気持ちは、思い出話じゃなくて地続きでわかる。
今日は、寝汗とどう付き合ってきたかを書いておく。
ぐっしょりの枕で目が覚める朝をなんとかしたくて、サプリもいくつか試してきたの。試して良かったものはランキングにまとめてあるから、先にそっちを見てもらってもいいよ。

汗の量が、普通じゃなかった

運動もしていないのに、寝てるだけでこんなに汗をかくのかと驚いた。
夫は隣で涼しい顔をして寝ている。
同じ部屋、同じ布団の厚さで。
わたしだけ、パジャマを着替えたくなるくらい濡れる。
婦人科の先生には「体温調節がうまく働きにくい時期なんですよ」と言われた。
寝ている間は自分で対処できない分、起きたときのショックが大きい。
起きている間の汗なら、その場でハンカチを当てるなり対処ができる。
でも寝ている間はそうもいかないので、朝の状態を見て初めて「ああ、来ていたんだ」と気づく。
これは怖い病気の話ではなく、恥ずかしくて洗濯が増えるだけの、時期がくれば終わっていく話。
そうわかってから、少し気持ちが軽くなった。
とはいえ、洗濯物の山は現実だったので、対処のほうを工夫することにした。
わたしが試した対処、効いた順

1位:防水タイプの敷きパッドに替える
汗を吸ってくれる防水タイプの敷きパッドに替えたのが、いちばん効果があった。
シーツまで湿らなくなったので、毎朝の洗濯対象が敷きパッド1枚だけになった。
洗い替えを2枚用意しておくと、気持ちに余裕ができる。
値段はそれなりにしたけれど、毎朝の憂うつが減った分、元は取れたと思っている。
最初は「敷きパッドくらいで変わるのか」と半信半疑だった。
使ってみて、想像以上に朝の気持ちが軽くなったことに自分でも驚いた。
2位:着替えを枕元に置いて寝る
夜中に目が覚めて着替えるとき、タンスまで歩くのが億劫だった。
だから、寝る前に着替え一式を枕元に用意しておくようにした。
半分寝ぼけたまま着替えられるので、目が完全に覚めてしまう前に寝直せる。
地味だけど、地味に効く工夫だった。
着替え一式は、パジャマの上下とタオルをセットにして枕元のかごに入れている。
探す手間がないというだけで、夜中の面倒くささがかなり減った。
夫にもこの習慣を話したら、特に驚かれることもなく「それがいいね」と言われた。
説明するのが恥ずかしい気持ちも、少しずつ薄れてきている。
3位:パジャマを綿100%にする
化繊のパジャマだと、汗をかいたあとの肌のべたつきが気になっていた。
綿100%に替えてから、濡れても肌に貼りつく不快感が減った。
真夏でも長袖を選ぶようになったのは、汗を吸ってくれる面積が広いほうが楽だと気づいたから。
いまは色違いで何枚か持って、洗い替えを回している。
素材を変えるだけでここまで違うとは思っていなかった。
小さな工夫の積み重ねで、朝の気分は確実に変わる。
効かなかったもの
制汗シートを寝る前に全身に使ってみたことがある。
でも寝ている間の汗の量には、まったく追いつかなかった。
朝には結局ぐっしょりで、シートの意味を感じられなかった。
数回試して、やめた。
除湿シートをマットレスの下に敷いてみたこともある。
湿気自体は減った気がしたけれど、汗の量そのものには効果を感じられなかった。
友人にこの話をしたら、「うちも同じだよ」と言われて驚いたことがある。
一人で悩んでいたことが、実はそんなに珍しくなかった。
それを知ってから、少し気持ちが楽になった。
それぞれ対処の仕方は違っても、同じように悩んでいる人がいると知るだけで支えになる。
誰にも言えないと思っていたことほど、実は珍しくなかったりする。
それでも眠れない夜が続いたら

汗で起きる夜が続くと、削られるのは体力より先に、心のほうだった。
明日も仕事なのに、と焦る。
焦ると余計に眠れない。
わたしはこの悪循環がいちばんひどい波のとき、仕事を休むところまでいった。
眠れないのは気合いの問題じゃなくて、時期の問題だと思うようにしている。
そのうえで、頼れるものには頼ることにした。
自分だけでなんとかしようとするほど、疲れがたまっていった時期がある。
いまは早めに人や医療に頼るほうが、結局は近道だと思っている。
わたしはいま、2年前から毎週、婦人科でプラセンタ注射を受けている。
更年期の症状があると医師に認められれば、保険適用で受けられる治療で、自己負担は1回500〜600円くらい。
これで眠りの質がすっかり変わって、いまではお守りみたいな存在になっている。
効果には個人差があるし、保険適用にも条件があるから、気になる人はかかりつけの婦人科で聞いてみてほしい。
注射はハードルが高いという人は、睡眠サプリから試すのも一つの手だと思う。
わたしが試してきたサプリは、効いた順にこちらの記事にまとめてある。
SLEEP SUPPLEMENT
更年期で6年眠れなかった私が、今も続けているサプリはこれ
アラプラス深い眠りは、5-アミノレブリン酸リン酸塩を含む機能性表示食品(届出番号F891)。
「睡眠の質改善」と「ストレスによる落ち込み緩和」の2つの機能が届出されてて、1日1粒で続けやすい。
「なんとなく眠れない」が続いてる人は、一度試してみる価値があると思う。




よくある質問
夜中に目が覚めたら、何をしていた?
枕元に用意しておいた着替えに、半分寝ぼけたまま着替える。
電気はつけない。
目が完全に覚める前に、そのまま横になり直す。
寝具で変えたことはある?
防水タイプの敷きパッドと、綿100%のパジャマに替えた。
洗い替えを多めに用意して、洗濯のストレスを減らすようにした。
食べ物は何か気をつけていた?
寝汗の一因と言われるものは、夕方以降は控えるようにしていた。
刺激物やカフェインをコントロールする、そのくらいのゆるさで続けている。
病院には行った?
波がひどい時期に、婦人科へ行った。
「体温調節がうまく働きにくい時期」と名前がついただけで、少し怖くなくなった。
つらい波が長引いているなら、我慢せずに相談してみてほしい。
まとめ:まず、敷きパッドを防水タイプに
体は、前みたいには信用できなくなった。
それは認める。
でも、対処のカードは増やせる。
カードが1枚増えるたびに、朝が少しずつ怖くなくなる。
今夜はまず、敷きパッドを防水タイプに替えてみてほしい。
それだけで、毎朝の洗濯対象がぐっと減る。
いまでは、朝起きて枕が乾いているだけで、その日一日の気分が違う。
小さなことだけれど、確実に暮らしやすくなった実感がある。
みんな通ってる道だから、「寝汗くらい」と笑える日は、ちゃんと来ると思う。

