クローゼットを開けて、「今日何着よう」って迷った末に結局いつもと同じ服を引っ張り出す朝、ない?
私も40代後半に入ったあたりから、ショッピングモールの試着室でため息をつくことが増えてきたんだよね。
「雑誌で見てかわいいと思って買ったのに、着てみると全然違う」「首元がなんかモサっとする」「ウエストのラインがきれいに見えない」——そういうちぐはぐな感覚が、20代・30代よりずっと多くなってきた気がして。
体型が変わったのかな、と思いながらも、じゃあどうすれば似合う服が見つかるのか、ずっとよく分からないままだったの。
そんなときに出会ったのが「骨格診断」。
今日は、アラフィフの私が骨格診断を使ってみて気づいたことや、各タイプに合う服の選び方をまとめてみたよ。
「なんか違う」って感じるの、あなただけじゃない

試着室でため息、そのループから抜け出したかった
去年の秋、気に入って手に取ったニットを試着したとき、鏡の前で「あれ、なんか変」って固まったことがある。
素材も色も好きなのに、着た瞬間に全体がもったりして見えて。
店員さんに「よくお似合いですよ」と言われても、なんとなく腑に落ちなくて、結局買わずに帰ってきた。
帰り道、「私って何が似合うんだろう」って小さく呟きながら、そのもやもやをどこにも置けないまま電車に乗ったあの感覚——同じ経験、あるんじゃないかなって思う。
「骨格診断」って、体型をカバーするためじゃない
骨格診断は、体の形・筋肉や脂肪のつき方・肌の質感・重心の位置などを組み合わせて、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプに分類するメソッド。
「痩せたら似合う服が変わる」ではなく、「骨格の特徴に合う服がある」という発想だから、体型が変化しやすいアラフィフの時期にこそ使いやすいかも。
骨格タイプそのものは生まれ持ったもので、年齢とともに変わることはない。
だから更年期で体型が変わっても、このタイプを軸にすれば「似合う理由」が分かるようになる。
骨格ストレートタイプ——シンプルで上質なものが映える
ストレートタイプってどんな体つき?
骨格ストレートは、体全体にメリハリがあって上半身に厚みが出やすいのが特徴。
筋肉がつきやすく、バスト位置が高め、鎖骨はあまり目立たない人が多い。
肌にハリと弾力があって、全体的にしっかりとした印象のタイプかも。
ストレートタイプに似合う服・素材
ハリのある上質な素材——コットン、ウール、カシミヤ——がよく映える。
シルエットはIラインを意識して、ジャストサイズのトップス+ストレートパンツやタイトスカートが基本。
首元はVネックやUネックで縦ラインを作ると、全体がすっきり見えやすいよ。
逆に、柔らかすぎるシフォンや伸縮性の高いニットはだらっと見えてしまうことがあるから、素材の「ハリ感」を意識して選んでみてね。
ストレートタイプが避けた方がいいもの
オーバーサイズのトップスや横広がりのシルエットは、上半身のボリュームをさらに強調してしまうことがある。
フリルやギャザーなどの装飾が多いアイテムより、シンプルで上質感のあるものを1点ずつ選ぶ方が全体がまとまりやすいなんだよね。
骨格ウェーブタイプ——やわらかさと女性らしさを活かして

ウェーブタイプってどんな体つき?
骨格ウェーブは、全体的に柔らかいラインが特徴で、骨や関節が細くて目立ちにくい。
脂肪がつきやすく、下半身(腰・太もも)に重心があるタイプが多い。
肌はふわっとやわらかい質感で、女性らしい曲線が自然に出やすいかも。
ウェーブタイプに似合う服・素材
柔らかく流れるシフォン・サテン・薄手のニットなど、ドレープ感がある素材がよく似合う。
Aラインスカート・ウエストマークが入ったワンピース・フレアパンツなど、腰回りを自然に流してくれるシルエットが◎。
フリルやギャザーなど女性らしい装飾も、ウェーブタイプには合わせやすいよ。
ウェーブタイプが意識したいポイント
ウエストを適度にマークすること(タックインや細ベルト)で、重心がバランス良く見えやすい。
ボトムスをボリューム感のあるもの(フレアやAライン)にして、トップスはコンパクトにまとめると全体がまとまる。
ストレートタイプとは逆に「あえてひらひらを入れる」のが有効なの。
骨格ナチュラルタイプ——ラフさと素材感で個性を出して

ナチュラルタイプってどんな体つき?
骨格ナチュラルは、骨格や関節が大きくしっかりしていて、フレームそのものが目立ちやすいタイプ。
鎖骨や肩甲骨がくっきり出ていて、手首の骨や関節が目立つ人が多い。
ファッションモデル体型に多いと言われているから、スタイリングの自由度が高くて羨ましい、というのが私の正直な感想。
ナチュラルタイプに似合う服・素材
リネン・デニム・レザー・コーデュロイなど、素材感がしっかり感じられるものが得意。
ゆったりとしたシルエット——オーバーサイズのトップス・ワイドパンツ・ビッグシルエットのジャケット——がこなれた雰囲気を作ってくれるかも。
全体的にラフに着崩した感じが似合うから、「きちっとしすぎない」がナチュラルタイプのコツなんだよね。
ナチュラルタイプが映えるコーデの組み立て方
ロング丈のカーディガンや羽織もの、重ねてざっくり着る着こなしが得意。
色はアースカラーや渋めのトーンが肌に馴染みやすいから、ベージュ・カーキ・テラコッタ・ブラウン系で揃えると自然と上品にまとまるよ。
更年期で体型が変わっても、骨格という「軸」は変わらない

更年期で変わるのは「骨格」ではなく「脂肪の分布」
骨格タイプ自体は生まれ持ったもので、年齢とともに変わることはない。
でも、更年期には脂肪がつきやすい部位が変化したり(特にウエスト・お腹周り)、筋肉量が落ちてラインが変わる人もいる。
だから「以前は似合っていたのにしっくりこない」と感じたら、骨格タイプを変えるより「今の体型に合わせたサイズ感」を見直すのが近道かも。
「骨格タイプ+今の体型」で服を選ぶとどう変わる?
骨格タイプを知ってからというもの、試着室での「なんか変」がずいぶん減った気がしている。
鏡の前で服を当てながら、「あ、これは私のタイプには向かないんだ」って理由が分かると、ショックより納得が来る感じがある。
試着の回数が減って、買い物の時間も短くなったのは、正直ありがたかったなって思うの。
骨格タイプを軸にしながら、今の体で「どこを見せて、どこにゆとりを持たせるか」を意識するのが、アラフィフの服選びのコツだと思っている。
たとえばウェーブタイプでお腹が気になるなら、ウエストマークはしつつもトップスはお腹にかかるくらいの長さに——という「骨格+体型の補正」という発想で選んでみてね。

よくある質問
骨格診断は自分でできますか?
大まかなタイプなら自己診断チェックリストで把握できるよ。
ただし正確に知りたい場合は、骨格診断の資格を持つスタイリストに直接診てもらうのが確実。
費用は1〜2万円程度が目安かも。
骨格タイプが分からない場合はどうすれば?
「ストレートでもウェーブでもナチュラルでもある気がする」と感じる人もいる。
その場合は、試着を繰り返しながら「着た時に体がすっきり見えるかどうか」を判断軸にしてみてね。
骨格タイプに合わない服ばかり持っている場合は?
一気に全部替える必要はないよ。
まず1着、骨格タイプに合うと分かったものを試してみて、感覚をつかんでから少しずつ入れ替えていくのがおすすめ。
更年期で体型が変わったら骨格タイプも変わりますか?
骨格タイプ自体は変わらないけれど、脂肪のつき方やサイズ感が変わるから、同じタイプでも「今の体型に合うサイズ感」は見直した方がいいかも。
特にウエスト周りとトップスのサイズは要チェックだよ。
骨格診断はファッション以外にも活かせますか?
ヘアスタイルや体型に合う衿の形・アクセサリーの大きさなどにも応用できるよ。
メイクのテイストや顔型診断と組み合わせると、トータルで「自分に似合うもの」の軸が見つかりやすくなるかも。
似合う服を試しながら見つけたいなら
骨格に似合うタイプが分かっても、本当に似合うかは着てみないと分からないもの。アナザーアドレスなら、ハイブランドの服を月額でレンタルできるから、いろいろ試して自分の軸を見つけられるよ。
まとめ:骨格を知ると、服選びが、軽やかに
「なんかしっくりこない」という感覚の多くは、骨格タイプに合っていない服を選んでいることが原因だったりする。
自分の骨格タイプを1つ知っておくだけで、試着の失敗が減って、「似合う理由」が分かるから選ぶ楽しさも戻ってくるかも。
更年期で体型が変化していても、骨格という「変わらない土台」を基準にすれば、ファッションとの付き合い方はずっと楽になる。
今日のクローゼットから、自分の骨格タイプを意識した1着を探し始めていこうね。