「最近、なんか食欲は変わってないのに体が重くなった気がする…」って、着替えるたびに感じること、ない?
私も40代後半に差しかかったあたりから、食べるものを変えたわけじゃないのに体の調子が以前と違うな、と感じるようになったんだよね。
ほてりがあったり、疲れがなかなか抜けなかったり、気分がふと落ち込んだり。
「これって更年期のせいなのかな」と思いながらいろいろ調べていくうちに、食事でホルモンバランスを整えることができるって知って、少しずつ食卓を変えてみたら、体が少しずつ応えてくれた感じがしたの。
今日は、更年期世代の女性がホルモンバランスを食事で整えるために知っておきたいことを、私の実体験も交えながらまとめてみたよ。
「なんか体が変わった」と感じ始めたら、食事を見直すチャンスかも
更年期とホルモンバランスの変化、ざっくり整理してみた
更年期に入ると、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少していきます。
エストロゲンは、骨の維持・血管の健康・体温調節・気分の安定など、体のあらゆるところに関わっているホルモン。
これが減ることで、ほてり・動悸・不眠・気分の揺れ・肌の乾燥・骨密度低下など、さまざまな変化が一気に出てくるわけです。
「なんかいろんなことが一度に崩れてきた」という感覚、私も経験したことがあって、原因がひとつじゃないからこそ、対応策もいくつかあるんだよね。
その中でも、毎日続けやすくてじわっと効果を感じやすいのが、食事からのアプローチです。
食事でホルモンバランスが整うってどういうこと?
食事は、ホルモンを直接増やすわけではないけれど、ホルモンが働きやすい体の環境を整えてくれます。
たとえば、植物性エストロゲンを含む食品は、エストロゲンが少ない体の中で受容体に働きかけて、不足分を補ってくれるような役割をするとも言われています。
また、腸内環境が整うことでホルモンの代謝がスムーズになったり、抗酸化成分が細胞へのダメージを減らしてくれたり。
即効性はないけれど、3ヶ月くらい続けていると「あ、最近ちょっと楽かも」って気づく、そういうタイプの変化なんだ、と私は感じています。
まず取り入れたい食材は「大豆」。その理由は?

大豆イソフラボンが更年期の味方になる理由
更年期の食事でまず名前が出るのが「大豆イソフラボン」です。
大豆に含まれるポリフェノールの一種で、エストロゲンに似た構造を持っています。
そのため体内でエストロゲンの受容体に結合して、不足しているエストロゲンの働きを一部サポートしてくれると考えられています。
特に食事由来の大豆イソフラボンは、サプリよりも穏やかに作用するため、毎日の食事に取り入れやすいのが特徴です。
ホットフラッシュ(ほてり・発汗)の軽減や、骨密度の維持にも関連するという研究もあり、更年期世代の女性にとって積極的に取りたい成分のひとつかもしれません。
大豆イソフラボンを含む食品と目安量
大豆イソフラボンを含む代表的な食品と1日の目安量はこのくらいです。
・納豆(1パック/50g)→ 約37mg
・豆腐(1/2丁/150g)→ 約43mg
・豆乳(200ml)→ 約41mg
・味噌汁(1杯)→ 約6〜10mg
食品安全委員会の目安では、食品から摂る大豆イソフラボンは1日70〜75mgまでが安全とされています。
納豆1パック+お味噌汁1杯という朝食のスタートだけで、自然と摂れる量なの。
エクオールって何?産生できる人とできない人がいる
大豆イソフラボンは、腸内細菌によって「エクオール」という物質に変換されることで、より高い効果が期待できます。
でも、日本人の約半数はエクオールを産生できる腸内細菌を持っていないとも言われています。
「大豆を食べてるのに効果を感じない」という場合、エクオール産生力が低い可能性も。
エクオールを産生できるかどうかは、尿検査キットで確認できる場合もあります(費用の目安は3,000〜5,000円程度)。
気になる方は調べてみるのもひとつの選択肢かもしれません。
EQUOL CHECK KIT
「私、エクオール出てるのかな…」
大豆を食べても効果を感じやすい人と感じにくい人がいるのは、腸内でエクオールを作れるかどうかの違いなんだって。私も気になって調べてみたら、自分のタイプがわかってからの方が食事の取り組み方がすごく変わった気がしてる。尿で簡単に調べられるキットがあるから、気になる方はチェックしてみてね。
「腸活」がホルモンバランスにも関係しているって、知ってた?
腸内環境とホルモン代謝のつながり
「腸活」が美容や健康に関係する話はよく聞くと思うけど、実はホルモンバランスとも深く結びついています。
腸内細菌は、大豆イソフラボンをエクオールに変換するだけでなく、エストロゲンの代謝・再吸収にも関わっています。
腸内環境が乱れると、代謝されたエストロゲンが過剰に再吸収されたり、逆に不足したりするバランスが崩れやすくなるとも言われています。
また、腸は「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの約90%を産生する場所でもあります。
腸が整うと気分の波も穏やかになりやすいというのは、腸とセロトニンのこの関係があるからなんだよね。
腸活に役立つ食材リスト
発酵食品と食物繊維を組み合わせるのが腸活の基本です。
【発酵食品:善玉菌を直接補給】
・ヨーグルト(無糖・1日100〜200g目安)
・味噌・納豆(大豆由来で大豆イソフラボンも同時に摂れる)
・キムチ・ぬか漬け・甘酒
【食物繊維:善玉菌のエサになる】
・海藻類(わかめ・昆布・めかぶ)
・きのこ類(しいたけ・えのき・まいたけ)
・根菜類(ごぼう・れんこん・こんにゃく)
・オートミール・玄米
私が続けやすかったのは、朝食の味噌汁にわかめとなめこを入れること。
手間なし・コストなし・毎日自然に続く、という組み合わせが私には合っていたりする。
抗酸化食材で、細胞のダメージを減らしていこう

更年期は「酸化」しやすい体になりやすい
エストロゲンには抗酸化作用があります。
つまり、エストロゲンが減る更年期以降は、体が酸化しやすい状態になりやすいということ。
酸化とは、簡単に言うと「細胞が錆びる」ようなイメージです。
肌のくすみ・たるみ・疲労感・免疫力の低下…これらはすべて酸化が関係していると言われています。
だからこそ、この時期は抗酸化食材を意識して食卓に増やすことが大切なんだ、と私は感じています。
積極的に取りたい抗酸化成分と食品
【ビタミンC】パプリカ・ブロッコリー・いちご・キウイ
コラーゲン合成にも関わるため、肌のハリにもつながります。
【ビタミンE】アーモンド・アボカド・かぼちゃ・ひまわり油
細胞膜を酸化から守るはたらきがあります。
1日の目安は15mg(アーモンド約20粒相当)。
【βカロテン】にんじん・かぼちゃ・ほうれん草・小松菜
体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持をサポートします。
【ポリフェノール】緑茶・ブルーベリー・赤ワイン(少量)・カカオ
強力な抗酸化作用があります。
緑茶なら1日2〜3杯が手軽な取り入れ方です。
心の揺れにも食事が関係するの?栄養素とメンタルのはなし
更年期のイライラ・落ち込みをサポートする栄養素
更年期に気分が落ち込んだり、些細なことでイライラしたりするのは、ホルモンだけでなく栄養素の不足も関係しているかもしれません。
特に意識してほしいのが、以下の3つです。
【トリプトファン】
セロトニン(幸せホルモン)の材料になるアミノ酸です。
大豆・乳製品・バナナ・ナッツ類に多く含まれています。
朝食にバナナ1本を加えるだけでも取り入れやすいです。
【マグネシウム】
神経の興奮を抑えて、イライラや不眠を和らげるはたらきが期待できます。
海藻・ナッツ・豆類・玄米に豊富に含まれています。
夜に玄米ご飯をゆっくり食べるのは、私にとっての「落ち着く儀式」になっていたりする。
【ビタミンB6】
セロトニンやドーパミンの合成を助けます。
鮭・まぐろ・鶏胸肉・バナナ・にんにくに多く含まれています。
和食ベースの食事なら、自然と取りやすい栄養素です。
「食べ方」にも気をつけたいこと
何を食べるかと同じくらい大切なのが、食べ方です。
血糖値が急激に上がる食べ方(甘いものを空腹時に食べる・早食い・食事を抜く)は、気分の揺れを悪化させやすいと言われています。
3食きちんと食べること、野菜・たんぱく質から食べ始めること(ベジファースト)、よく噛んでゆっくり食べること。
特別なことじゃないけど、この「当たり前のこと」を丁寧に続けることが、ホルモンバランスを整える食事の基本なの。

よくある質問
更年期の食事でまず変えるとしたら、何から始めればいい?
大豆製品を1日1〜2品取り入れることから始めるのがおすすめです。
納豆・豆腐・味噌汁は日本の食卓に自然に馴染むので、続けやすいと思います。
いきなり全部変えようとすると続かないので、まず1品プラスするイメージで始めてみてね。
大豆イソフラボンのサプリと食品、どちらがいい?
食品から摂る方が穏やかに作用するため、基本は食品優先がおすすめです。
「食事で十分に取れない」「もう少し量を確保したい」という場合に、サプリを補助的に使うのはありです。
ただし、サプリは1日の摂取目安(食品安全委員会:食品+サプリ合わせて約70〜75mg)を守ることが大切です。
大豆アレルギーがある場合は他に何が取れる?
大豆アレルギーがある場合は、亜麻仁(フラックスシード)・ゴマ・ナッツ類などが植物性エストロゲンの代替として挙げられます。
また腸活・抗酸化食材は大豆に依存しないので、そちらを丁寧に取り入れていくのがよいと思います。
食事だけでホルモンバランスは整うの?
食事単体で「ホルモン値そのもの」を劇的に変えることは難しいですが、体がホルモンを使いやすい環境を整えることはできます。
食事に加えて、睡眠・適度な運動・ストレス管理も組み合わせることで、より効果を実感しやすくなります。
症状が強い場合は婦人科への相談も検討してみてください。
効果を感じるのにどのくらいかかる?
個人差がありますが、3ヶ月ほど続けて「なんとなく楽になってきたかも」と感じる方が多いようです。
即効性は期待しにくいですが、じっくり続けることで体が応えてくれる感覚があります。
焦らず、自分のペースで続けていくのが一番大切かもしれません。
まとめ:食事から、ホルモンバランスを整えていこうね
今日から始められる小さな一歩
更年期のホルモン変化は、誰にでも起こることです。
でもその中で、食事を少し意識するだけで体の感覚が変わってくることがある。
大豆製品で植物性エストロゲンを補う、発酵食品と食物繊維で腸を整える、抗酸化食材で細胞を守る、心に関わる栄養素をしっかり取る。
全部一気に始めなくていい。
「今日の朝食に納豆を追加する」「夕食に野菜を1品増やす」、そんな小さな変化が積み重なって、3ヶ月後の体をつくっていく。
無理なく、自分のペースで、食卓から体を整えていこうね。
ANTI-AGING SUPPLEMENT
「食事だけじゃ足りないかも…」と思ったら
食事から抗酸化成分を摂り続けるのが理想なんだけど、毎日バランスよく取れているか正直自信がない日もある。そんなときに補助として使っているのがNMN配合のサプリ。更年期世代の細胞のエネルギー代謝をサポートしてくれるから、食事と一緒に取り組んでいる方にも試してほしいな。
