更年期の落ち込みがつらい方へ、気持ちを切り替えるための対処法

更年期 落ち込み 手で顔を覆い悩む女性

理由もわからないまま、朝から涙が出そうになって、それを誰にも言えずにやり過ごした日、ない?

私も40代後半に入ってから、気持ちの波が以前とはまったく違うなって感じるようになったんだよね。

前の日まで普通にしていたのに、翌朝起きたら急に気力がゼロになっていたり、些細なことでぼろっと涙が出てしまったり。

「メンタルが弱くなったのかな」「私だけがおかしいのかな」って、心のどこかで自分を責めてしまうことも、正直あった。

でも、これは更年期のホルモン変化が引き起こす、れっきとした体の反応なんだよね。

今日は、同じように心の落ち込みを感じているあなたに向けて、その原因と、日常でできる気持ちの切り替え方を私が試して感じたことも交えながらまとめてみたよ。

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「病院に行くほどじゃないかも」で、ずっと我慢してない?

心がしんどいとき、「でも受診するほどでも…」って先延ばしにしてしまうこと、ある。
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目次

「なんで急に泣けてくるんだろう」って思ったこと、ない?

ホルモンの減少が、心にも影響を与えているかも

更年期に心が落ち込みやすくなる原因のひとつは、女性ホルモンであるエストロゲンの減少にあると言われている。

エストロゲンは、気分や感情のバランスに関わる神経伝達物質「セロトニン」「ドーパミン」とも関係しているとされていて、これが急に変動することで、感情のコントロールが難しくなるかもしれない。

つまり、落ち込みやすくなったのは、意志の弱さでも性格の問題でもなくて、体の中で起きている変化が原因のひとつだということ。

自分を責めなくていいって、まずはそこから始めてほしい。

更年期の「心の揺らぎ」はどんな症状として出る?

更年期に現れる心の症状は、人によってさまざまだけど、よく聞かれるのは以下のようなもの。

「理由もないのに涙が出る」「気力がわかない朝が続く」「以前は気にならなかったことにイライラする」「漠然とした不安感が消えない」「自分がダメな気がする」。

これらが重なる時期は、正直しんどい。

でも、同じ症状を経験している人はとても多くて、あなたが特別に弱いわけじゃない。

「自分だけじゃない」って知るだけでも、少し楽になれることがあるかも。

朝が重くてベッドから出られない日が続いたときのこと

体と心のつながりを実感した体験

私自身、ある時期に3日間くらい、朝起きてもどこにも行く気力が出ない状態が続いたことがある。

布団の中で天井を見ながら「今日も何もできなかったらどうしよう」って考えがぐるぐる回って、起き上がろうとするたびに胸のあたりが重く沈む感じがして、立ち上がるまでにすごく時間がかかったんだよね。

そのとき初めて、「これは気合でどうにかなるものじゃないんだ」ってわかった。

更年期の心の落ち込みは、思い込みや怠けじゃなくて、体の反応として起きているということが、身をもってわかった瞬間だったかも。

更年期 落ち込み 気力がわかない 悩む女性

食事と運動で、心の土台をつくっていくには?

心を支える食事のとり方

気分に関わるセロトニンは、腸でも産生されると言われていて、腸内環境と心の状態は案外つながっているかもしれない。

大豆製品(豆腐・納豆・味噌)、バナナ、乳製品、ナッツ類など、セロトニンの材料になるトリプトファンが豊富な食品を意識してとってみてね。

また、マグネシウムやビタミンDも心の健康維持に関わると言われていて、不足しがちな場合はサプリメントで補うのも選択肢のひとつ。

「食べることが億劫」な日もあると思うけど、一品だけでも意識してみることが、じんわり積み重なっていくと思う。

体を動かすと気分が変わることがある

「運動する気にもなれない」っていう日もよくわかる。

でも、体を動かすことで脳内のエンドルフィンが増えて、気分が少し軽くなることが知られている。

激しい運動じゃなくていい。

近所を10〜20分歩くだけでも、外の空気を吸って体温が少し上がるだけで、気持ちの重さが和らぐことがある。

「まずは玄関を出てみる」だけを目標にするくらいでちょうどいいかも。

睡眠の質を上げると、翌朝の気分が変わってくる

更年期は夜中に目が覚めたり、寝つきが悪くなったりしやすい時期でもある。

寝る前の1時間は、スマートフォンをなるべく見ないようにして、ぬるめ(38〜40度)のお湯に10〜15分浸かる習慣を取り入れてみてね。

深部体温が下がるタイミングで自然と眠気が来やすくなるから、就寝の90分前に入浴するのが効果的と言われている。

部屋の明かりを少し落として、静かな音楽やアロマを使うのも、心のスイッチをオフにするのに役立つかもしれない。

気持ちを切り替えるために、私が日常でやっていること

「今日よかったこと」を3つ書く習慣

ネガティブな思考が堂々巡りするとき、あえてポジティブなことに目を向ける練習が効果的かもしれない。

寝る前にノートを開いて、「今日あったいいこと」を3つだけ書く。

「おいしいコーヒーが飲めた」「少しだけ外を歩けた」程度の小さなことでいい。

続けていくと、「意外とそんな日ばかりじゃない」って気づける瞬間が来るかも。

呼吸に意識を向ける、たった3分のルーティン

マインドフルネスって聞くと難しそうだけど、呼吸を数えるだけでもいい。

朝起きたとき、目を閉じたまま吸う・吐くを3〜5回繰り返してみてね。

頭の中がざわざわしていても、呼吸に意識を向けることで、その場の感情が少し落ち着く感覚がある。

私は、「今日もなんとかなる」って思えるようになるまで、このルーティンにだいぶ助けられてきたかも。

更年期 メンタルケア 落ち込み 心の回復

一人で抱え込みすぎないために、周りを頼っていいよ

気持ちを話すだけで、楽になることがある

「こんな話、誰かに言えない」って思う気持ち、すごくわかる。

でも、信頼できる友人や家族に話してみると、「わかる、私もそういう時期あった」って言ってもらえることがあって、それだけで胸の重さが少し軽くなる感覚がある。

「完璧に解決してもらわなくてもいい、ただ聞いてほしい」って伝えるだけでもいい。

一人で全部抱えようとしないことが、長い目で見ると自分を守ることになるかもしれない。

専門家への相談も、勇気ある一歩

落ち込みが2週間以上続くとか、眠れない日が多い、日常生活に支障が出ているという場合は、婦人科や心療内科に相談してみてね。

ホルモン補充療法(HRT)や漢方、カウンセリングなど、自分に合ったアプローチを一緒に考えてもらえる。

「病院に行くほどじゃない」って思いがちだけど、早めに相談するほど選択肢は広がる。

自分の心の声を無視しないで、必要なときは助けを借りてほしい。

よくある質問

更年期の落ち込みはいつ頃始まって、いつ終わりますか?

個人差はあるけど、更年期の心の症状は40代後半〜50代前半に現れることが多いと言われている。

更年期は閉経(日本人の平均は50〜51歳)の前後5年ほどを指すことが多くて、この時期が特に症状が出やすいとされている。

症状が続く期間も人それぞれで、数ヶ月で落ち着く人もいれば、数年単位で波がある人もいる。

「いつ終わるかわからない」というつらさがあるけど、多くの場合は閉経後に徐々に安定してくることが多いかも。

更年期の落ち込みと、うつ病はどう違うの?

更年期の心の揺らぎとうつ病は症状が似ていて、本人には区別がつきにくいことがある。

大きな違いは原因で、更年期の場合はホルモン変動が主な原因で、閉経後に改善することが多いとされている。

一方、うつ病はホルモンとは別の神経的・心理的な要因が絡むことが多い。

「2週間以上ほとんど毎日気分が沈む」「何もする気になれない」状態が続くなら、婦人科や心療内科で診てもらうのが安心。

自己判断で我慢しないでほしい。

サプリメントや漢方で落ち込みは改善できますか?

更年期の落ち込みに対して、プラセンタやエクオール、GABAを含むサプリメント、加味逍遙散などの漢方薬が使われることがある。

これらは更年期のホルモン変動による不調をサポートする目的で使われることが多く、一定期間(目安は1〜3ヶ月)継続して様子を見るのが一般的かもしれない。

ただし、重い落ち込みには医療的なアプローチが必要なことも。

気になる場合は婦人科や薬剤師に相談してから取り入れるのがおすすめ。

家族に更年期の落ち込みを理解してもらうには?

「なんで急に泣くの」「気合が足りない」って言われた経験がある人もいるかもしれない。

更年期の症状はホルモン変動による体の反応であることを、具体的に伝えてみてね。

「これは病気に近い体の変化で、意志の力でコントロールできるものじゃないんだよ」って説明することで、理解してもらえることがある。

一緒に婦人科に行ってみるのも、パートナーへの説明になることがある。

更年期の落ち込みで仕事を続けるのがつらいときは?

仕事中に突然涙が出そうになったり、集中力が続かなかったりして、「このまま働けるかな」って不安になることもあるよね。

まず、職場の産業医や保健師に相談してみることを考えてみてほしい。

業務量の調整や一時的な配置転換を提案してもらえることもある。

「我慢して続ける」よりも、早めに声を上げて環境を整えることが、長く働き続けるためにも大切かも。

心の揺らぎと、静かに向き合っていこうね

焦らず、自分のペースで

更年期の落ち込みは、弱さでも怠けでもなくて、体が変化のただ中にある証拠。

食事・運動・睡眠の土台を整えながら、「今日よかったこと3つ」を書いたり、呼吸に意識を向けたりすることを、無理のない範囲で続けてみてね。

一人で全部抱え込もうとしないで、信頼できる誰かに話したり、専門家の力を借りたりすることも、自分を大切にすることのひとつだから。

気持ちの波があっても、それと上手に付き合いながら、少しずつ自分を取り戻していこうね。

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この記事を書いた人

Marikoのアバター Mariko なんとか復職中のアラフィフ

更年期の体調悪化で2度の休職を経験。なんとか復職中のアラフィフです。

女性は50代になり、ようやく自分の時間を取り戻した時に更年期が訪れる。いかに自分の体調を感じながら上手く付き合うかで、人生後半の生き方や幸福感が左右される。

6年間、自分の体で試しながら実践してきたことをシェアして、笑顔でやりたいことに夢中になれる女性をサポートします。

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